糖尿病について

世界初の左室と右室を統合した心エコーの指標

これは私が初めて世に出した「FIT index」というものです。 おそらく今年の9月頃に「心臓リハビリテーション」の教科書が発売されるのですが、その中でも紹介しています(著者のなかの一人で、四国では私一人、開業医では私ともう一人の二人だけです)
当院の心エコー機器には自動的に算出されるようになっており、その日の体調にもよりますが、「有酸素運動」の脈拍がこの、FIT indexで算出されるようになっています。 私はこのFIT index以外に、左室の機能をみる「SEA socore」なども論文化しています。

他にも、血液を調べるときに、貧血がなく、骨髄の病気がない人に限り、MCVという項目が必ず採血では出てくることが多いのですが、これを、食事でどのくらいタンパク質を脂肪や炭水化物との比較で摂取したかの指標として、「PIM: protein intake maker」として論文とし、糖尿病薬の効果が出やすいかどうかという報告も論文化しています。

つまり、糖尿病の薬を選ぶときに、色んな論文を書いているので、その人にあった薬を選択できるのが、私の強みです。 これは糖尿病専門医でも気づいてないこともあります。 例えば心機能や筋力の関係と、糖尿病薬の効き目などです。