その他の疾患

認知症とてんかん

欧米では、「てんかん」の有無を必ず認知症の方ではチェックするのが常識となりつつありますが、日本では一般的ではありません。

ここでいう、てんかん、とは、「ぼぅー、としていて、反応が薄い」状態のことです。 体がガクガクを震えるようなものではありません。
実に20%ほどの合併率があるという報告もあります。
以前は、バルプロ酸という薬しかなかったのですが、最近は医師も患者様も使いやすい(副作用がすくなく、たびたびの採血検査がいらない)イーケプラという内服薬がでています。
認知症の分野は大きく変わっています。 認知症しかみない、精神科(心療内科)と脳神経外科の分野でも、処方が大きく変わることも事実としてあるのです。