心臓・血管の疾患

脚気心、心筋炎、甲状腺亢進症中毒 など が非常に重要で、専門医以外は救急以外でBNPという検査は解釈に困ることがあるので日常の診療で測定されることの意味のなさがありえます。

急な息苦しさや胸痛などで、心筋梗塞(狭心症)、動脈解離、肺塞栓症はもちろん、循環器専門医では上記などは必ずその場で否定をすることが重要です。 当院では、その場で採血キットで10分程度で心筋炎、心筋梗塞、BNP(心不全)の検査ができ、私自身が専門とする心エコー検査で中等度以上の肺塞栓の否定をするようにしています。

慢性期で、非専門医で、BNPを採血したり、当院で採血した結果を他院でみて、「このくらいなら大丈夫」などの発言があり、患者さんが困惑することがあります。

BNPに関しては、循環器専門医以外で、急性期以外で採血することは、いろんな因子で結果の解釈をするので、「しない」ことが良いかもしれません。 なぜなら心エコー検査ができないからです。 「このくらいなら良いでしょう」が、思いがけない心疾患であったりするケースが多々あります。

逆に急性期では、非専門医でも、専門医へのコンサルトとして採血することが必須です。

採血検査のBNPに関して、疑問に思うことがあれば来院していただければご説明させていただきます。 本当にその値でいいのかどうか。