TEL:088-845-0808/高知市一宮東町5丁目5-13


  • トップ
  • 一宮きずなクリニックブログ
一宮きずなクリニック

CT検査では、単純性嚢胞(水や血清成分が袋状になったもの)はそのサイズのみをレポートしますが、中に隔壁(部屋の仕切り)があったりすると、Bosniak分類によって分類されます。 実は造影剤を使わないとわからない部分があるのですが、私はエコー検査でも、「嚢胞あり」とは書かず、単純性なのか(Bosniak分類 I)なのか、それ以上なのかをエコーで分かるように見ています。

Bosniak分類では、I(単純性)、II(Iとにているが隔壁が一つ)のものは、1年後の経過観察。

IIFは隔壁、部屋が4つ以上(3つ以上でも、1つを見えてない可能性がありCT検査必須です)、IIIは隔壁が非常に厚く、形も不整なもので、IV型は内部に腫瘤(ポリープのようなものです)がある、と分けて考えなければなりません。 IIFですでに5%の癌の可能性があり、IIIだと50%の確率で癌、IVだとほぼ悪性(癌)であるため、CT検査を造影剤をしながら検査(もちろん、造影剤を使わないCT検査と比較してが重要です)が必要です。

嚢胞があるね、水たまりの袋があるね、 だけではなく、 賢い患者になるには、悪性度はどのくらいですか? と聞く必要があります。 答えられなければ、腹部エコーをする資格はありません。

聴けない、という方のために、、、 1年後に再検査、といわれれば、まず悪性度は低く0%に近いと思ってください。 3ヶ月以内に、と言われたら、悪性度5%と思ってください。 大きな病院に紹介された場合は、悪性度が少なくとも5%以上、50%までと思ってください。 100%に近いと言い切るにはCT検査を造影剤を使わないとわかりません。 造影剤をつかわないCT検査を、と言われたら、本来はエコーで分類するものではないので、より詳しくみる必要があり、その後のフォロー期間によって上記と考えてください。


ページ上部へ