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栄養指導の重要性〜栄養指導は薬よりも強し〜

高知市(恐らくですが高知県全体でも?)で、常勤の管理栄養士による栄養指導がうけられる「診療所(クリニック)」は当院だけが登録されています(糖尿病を診ているクリニックでも登録はされていません) 循環器内科の診療所では全国でも「かなり」珍しいのが当院の診療形態だと思います。
私は自身の研究で、糖尿病の新薬を新たに追加するのと同じくらい栄養指導を聴く事、が大事である、という論文を世に出しています。 また「薬を増やしたくない」という方は、年に一回栄養指導を聴く事が、増やさない一つの重要事項であると報告されています。
当院は単なる循環器クリニックではなく、「帯状疱疹」の方や、糖尿病、ピロリ除菌後の方にがん検査をして実際に超早期の悪性腫瘍をみつけるだけでなく、糖尿病だけでなく、高血圧や脂質異常症についても、薬物療法だけでなく、その方にあった食事療法を医師の一言ですますのだけではなく、栄養指導をきいてもらうことでかなりコントロールがよくなります。 例えば、半年間で10kg減量し、HbA1c(という糖尿病の悪さの指標です。高い程悪く、正常は5.5%程度で、6.0%以上だと糖尿病の気があるとされています)が、10%の方が、内服薬を減量しながら、ついに6.2%まで下がった人もいます。 栄養指導がなければ「薬だけが増え」、「糖尿病もよくならない」典型例だったと思います。
他院で糖尿病のコントロールが悪い方が電話で予約していただくと、栄養指導がうけることが出来ます。 クリニックでは唯一なので、気軽にご相談ください。