心臓・血管の疾患

当院(一宮きずなクリニック)が福田心臓・消化器内科に患者様を紹介する事例の紹介

私は米国での留学を終えた後、父親が理事長(当時は院長)を務める福田心臓・消化器内科で勤務していました。 その1年半後にこの一宮で開業することとなりました。 同一法人内、つまりグループですので、紹介状のやり取りや初診料はかかりません。 私が福田内科に患者様を紹介する時は、レントゲンや腹部エコー検査、大腸がん検診などで「CT(今現在、高知では福田内科でしかできない大腸CT含む)をとったほうがいい」という場合や、「大腸カメラ」の紹介、安静が重要と考えての「入院治療」、そして、私が立ち上げた「心臓リハビリテーション」の紹介です。 その他のことは、福田内科と同じことが当院ですることが可能です。

私と父親は、心臓カテーテルから循環器内科を始め、心エコー検査、胃カメラ、腹部エコー検査など、同じ徳島大学の第二内科の先輩後輩になりますので、私と父親の診療スタイル、診察の手順や技量に大きな差はないと思いますが、経験や患者様に与える安心感など、は実際に日々父親と話をしたり、診療をともにしていると、学ぶべきところがたくさんあると思っています。 ただ、診療所として、医師が責任をもって検査に当たることは、まさに分業制ではなく、同じスタイルに「自然と」なっています。 徳島大学では、医師が最終チェックは最低でもしないといけない決まりになっていたので、そのようになっているのだと思います。

技術面では20歳以上離れていますが、日々の診療は同じ高い水準で行っていると、多くのクリニックや病院でバイトしていた経験から自信をもって言えます(しかしながら、本心では、私自身は(も)、患者さんにとって最高の治療を、と考えていますので、どの診療所、病院よりも、特別な難病以外では、誰にも負けないつもりで日々研鑽しています。 ※これを書いているのは、勉強の間の息抜きでもあります笑)

心エコー検査は、高知の一宮の地域では、「沖縄中部病院」という、「超」有名な医師の研修病院で、私の著書が手本になっていることからも、私が自信を持っている技術(スキル)です。 もし、医師による「本当の責任を持ってする」心エコー検査を受けたことがない方は、一度、当院を受診していただきたいと思います。 私が責任をもって、検査、診断を致します。

心エコー検査で異常が見つかれば、その後の経過観察が重要です。 一回の心エコー検査で、診断がつき、その後ただ単に、薬剤をもらうだけ、ならどの病院、診療所でも良いと思いますが、「本気で心臓病をよくしていくつもりがあれば」、しっかりとした心エコー検査の技術をもとに、当院での治療をお勧めします。 高知北部地域での心エコーのスキルは、大きな病院も含め(大きな病院や検診はブランドがあるかもしれませんが、いろんな意味で、中身が伴っていない場合もあるからです。 それは前述した心エコーが分業になってしまい、超音波検査を専門とする医師が実際に心エコー検査を「しない」ことが、現在の問題点だと、10年前から学会でシンポジストとして発言してきました。 医師が心エコーを研鑽できない時代になってきていることへの危惧です)、「私」がする心エコーの、診断や悪い所見の発見率は、当院が最も高いと、実際思っていますし、開業後の、この1年と少しの間で証明されています。