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一宮きずなクリニック

当院では10月1日から接種を開始することとしました。 予約なしで来院されても基本的には大丈夫ですが、その日の接種できる本数の限界があるので、接種できない可能性があることもご了承ください。


実は心臓を栄養する冠動脈という血管は、横隔膜に接していてその血管が詰まると腹痛という症状がでることがあります。 心筋梗塞でも、胸の痛みではないのです。 また、腹部大動脈瘤(人間ドッグ協会での腹部エコーでは大動脈はみない決まりになっているのが問題視されています)の切迫破裂(破裂寸前)、血栓が腸を栄養する太い血管を詰まらせた場合、また細い血管動脈硬化で腸に血液を運べない虚血性腸炎などがあります。 心臓に関しては心電図や、心エコー、その場で15分程度で分かる血液検査での心筋の痛み度合いのキット検査などで心臓疾患を否定し、腹部エコーで動脈と静脈の大きさの比(通常は静脈の方が大きいのですが、血栓で詰まると動脈が大きくなります)をみたり、虚血性腸炎なら血便などで疑います。 そういったことも考えながら、腹痛の検査として、虫垂炎(いわゆる盲腸)や胃潰瘍、腸管破裂(十二指腸潰瘍が最も多く、憩室穿孔、癌による腸の穿孔)を触診やレントゲンでみて、死に直結するものから「除外」していくのが、内科の診療です。

よって、循環器内科が腹痛に弱い、という謂れは、大きな病院では分担制なので、心臓の動脈は大丈夫ですよ、といって立ち去り、あとは消化器内科の医師がみるので、循環器内科医は腹痛を最後まで完結して診断・治療に当たらないので、開業後にも、「大事な心臓は大丈夫ですが、腹痛に関しては、、、紹介します」としか言えない場合もあるかと思います。 もちろんオールラウンダーの医師(私もどちらもみれるようにしています)もいます。

しかし最近はますます分業が研修するはずの大学病院、大きな病院、最終拠点病院ほど自分のテリトリーしか出来ないようになっているのが現状であり、2010年の、日本心エコー図学会総会で、カテーテルと心エコーをする医師のシンポジストとして話した内容は、「若い医師が、心カテだけ、心エコーだけ、にならないような研修システムが大事なので、各病院が工夫するべき」と発言しました。 昔は、心エコーは敷居が腹部エコーより高く、技師さんはとることが少なかったのですが、今は技師さんと限られた医師が心エコーをし、カテーテルをする医師はそのレポートをみるだけ、となっています。 中規模病院ではとんでもない病気に出会うとより高次(大きな)病院にすぐ紹介することになるので、研修ができない、ということになります。

今後の医療における、医師の分業と、誰にもまけない専門性(最低2つ)と、内科全ての診療を研修することは、ますます難しくなってくるでしょう。


ストレスはさけるように、という医者は馬鹿だ、という記事があります。 私も同感です。 なぜならそれは言われた本人が当然思っている事であり、具体的な案が示されていないからです。
では具体的な案とは、、、
私はストレスの90%以上は人間関係だと思いますし、実際の調査でも同じようなことでした。 10%の無理なことに関しては内科の医者が話すことではないかもしれませんが、医学的なアドバイスなら出来るかもしれません。

ストレスで鬱になるかたが非常に多いように感じます。 私がいうのは、「気晴らしに遊びにいく、のは、元気がなくなっている状態の元気がますますなくなる行為だから、よくないですね」と言う事が多いですね。

このブログも開院1年間は月に100未満から500端末(パソコンや携帯)から、つまり、500人くらいが見ている、というページだったのですが、今は10.000人が見ている月もあり、私見も入っている事を下記に綴ります。
さて、さっきの話にもどりますが、その上で、「嫌な人とは会わないこと。 会わなくてはいけないなら避けること」と言っています。 仕事の上司なので、という方もおられ、大変難しい問題だと思いますが、病気になってまでその会社に固執する必要性が果たしてあるのだろうか? とすら思います。 超一流会社や、自分を高めてくれる会社なら良いのですが、お金を貰うだけなら「辞めたら?」とすら思うのですが、、、、あくまで「辞めたら良いのに」、これが私見です。

あとは、「寝る事」です。 人間は寝る事でしか脳も体も休まらない、という論文があり、最近TVでもしていました。 ずっと前から、ストレスが、、、という人に対しては、人付き合いを一旦少なくするかやめて、仕事以外は寝る事ですね、と言っています。 ずっとは寝れないので、自宅からはでず、遊びには行かないように、という意味が含まれています。
「鬱」の薬が非常に効く人もいますが、すこしずつ人との関わりを持つようにすれば良いと思います。

 

ストレスの原因となる人は自覚がないのです。 上司が気づかせるか、直らないなら辞めてもらうしか方法がないと私は思っています。 一人悪い人がいれば、職場の空気が悪くなることは皆さんご存知だと思います。 それよりも、ストレッサーとなる人も疎まれる環境で仕事をするよりも、違う環境で仕事をして、残った人もハッピー、となるのが私見です。


健康ブームで、医療を取り上げることが非常に多くなっていると思います。 「血圧の薬は飲んではいけない」という記事をもってきて、血圧以外の薬だけを飲んでいる人がいます。 ご家族から説得してもらってもダメ、私の方から説明してもダメ、違う科の医師が言っても聞き入れようとしない人など、影響力がテレビなどでは強いみたいです。 私などは、週刊誌に書いてあることは、「ほとんど嘘」と思っています。 というか読みません。

テレビでこの先生が言っているなら本当だろう、というのも、時代の流れで出てきました。 昔は、タレント医師が適当なことを言っていましたが、最近はちょっとちがって、本当のことを言っている場合もあります。

ただ、責任はだれがとるのだろう、ということです。 主治医は私ですが、責任は自分(患者さん)にあります。 医療は患者さんの協力なくしては成り立ちません。 話し合いの上、決めたことです。 私の責任は、その方にその方にとっての、「もっとも良い治療」を提供・提案すること、だと思っています。 TVであなたの話を聞かない医師や、週刊誌などに騙されないようにしていただきたいな、と思います。

TVでこういっていたよ、と相談していただいて構いません。 そのために我々がいるのですから。 「それは悪くはないですが、こういう考え方かもしれませんね」「それは全く根拠がないですよ」などお答えすることになると思います。 そこに聞く耳をもたない医師はかかりつけ医ではないと思います。

遠慮なく、週刊文春でもなんでも持ってきてください。

 


これは院長である私の医師として、1回遠回りしたことに起因します。 私が医学部に入った年に、父親が開業しました。 私が卒業し、医局に属さずに京都大一赤十字病院で主に消化器内科を志していた時に、父親から人手不足で、半年だけ帰ってこい、とのことで、実家を手伝っていました。 このとき、周囲の友人達は色んな手技を覚えているのに対し、相当焦ったのを覚えています。 しかしこの遠回りが良かった。 父親ともゆっくり話すことができ、開業医の大変さもしることができ、いずれ自分が開業するならば、と考える事ができました。 多くの開業医の子供が跡を継ぐ事が多いと思いますが、私のように一度帰ってから、そこから医局に入って、自分でセンター長までなり、留学させていただいてまで、実家に再度帰る、そして、開業をする、という経緯をたどる人は、私や私の周囲の医師に聞く限りでもいません。
開業医の気持ちを持って、研修、研鑽したからこそ、一つの臓器だけしかみえない、ということがないのです。
胃カメラ、腹部エコーをしながら糖尿病の管理をする医師はいるでしょう。 しかし、胃カメラ(胃カメラで癌や胆石を除去する手術の経験)や腹部エコー、超音波内視鏡、胃瘻作成をしながら糖尿病の管理をして、心エコーが最も得意とする医師は現在、私だけしか、私は知りません。 周囲に流されず、時には自分のエゴで、自分の医師としてのスキルを磨いてきたからこそ、「これは癌の可能性が高い」「これは間質性肺炎だが、モザイクパターンだから、過敏性肺臓炎が鑑別に入る」「関節の脱臼」などが分かるようになりました。
遠回りしたけれど、その後、人より効率よく、さらに地べたを這いつくばって月当直7回(が普通)以上をこなし、内科と循環器の夜間当番を入れると、ほぼ毎日が電話にでれないと、患者さんが危ない、という状況で仕事をしていました。 そういう医師もたくさんいます。 もっと大変な医師もいると思いますが、遠回りを1回してないので、開業のことまで考えてないので、開業する半年前くらいから違う事をしはじめる人がたまにいるのが相場となります。 開業する同級生が最近多いので、よりそういうことを感じます(そういうのは標榜の詐欺ではありません。 きちんと研鑽してから開業するのですから)


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