TEL:088-845-0808/高知市一宮東町5丁目5-13


  • トップ
  • 一宮きずなクリニックブログ
一宮きずなクリニック

鶏が先か、卵が先か。
腎障害の患者さんでは、尿酸が高くなる、鶏が先、は当然とされています。

では、尿酸値が高ければ、腎障害はあるのか?

答えは、ある、です。

最近、海外のガイドラインでは、尿酸値はあまり重要視されていませんが、最新の日本のガイドラインでは、腎機能障害予防、心血管イベント予防に対して有用とされています。
私がみた海外の論文でも尿酸値は4.8-5.2程度が悪くなく、それよりも低い3.0以下は不明、ということも報告はされています。
心血管イベント(心筋梗塞、脳梗塞など)を悪くしないのは、血管の一番内側の内皮細胞に尿酸が高いほど悪さをする報告があるからです。

最も、現時点では、尿酸を下げれば下げるほどいい、というわけでもなく、尿酸を下げる薬で、尿酸を作る酵素を阻害することが人体に良い影響を及ぼしている、ということです。

薬は少ない方がいいに決まっていますが、必ず飲まないといけない薬があるのも事実です。

今後、腎障害、心血管が悪い方には、必須の薬になるかもしれません。

なぜなら、今の薬では、残余リスクといって、栄養管理、運動、必須の薬剤、だけでは疾患の増悪の進行があるためです。

ちなみに、酵素を下げる効果(とくに腎臓)は3つの薬で、トピロリック>フェブリク>ザイロリック
という報告が2017年に日本から報告されています。


ページ上部へ