TEL:088-845-0808/高知市一宮東町5丁目5-13


  • トップ
  • 一宮きずなクリニックブログ
一宮きずなクリニック

しゃっくりのことです。 横隔膜の痙攣から、ヒック、となるわけですが、私は必ず止める処方を持っています。 漢方2種類、安定剤、制吐剤、胃酸抑制剤 の 5種類です。 理屈はありますし、なにより止まらなかった人が今までいません。 制吐剤入りの点滴しながらとりあえず漢方1種と安定剤だけでも治ります。

難治性吃逆という定義には、数ヶ月つづく吃逆、とありますが、私は1日でも、そのしゃっくりが原因で寝れなかった、という時点で、難治性と判断しています。 これは大病院で救急をしていての経験です。 脳梗塞の人もいましたし、膵臓癌の人などたくさん診てきました。

長く続いた吃逆がとまって良かった良かった、はいけません。 もし患者様で、そこで治療が終わったのなら、違う病院に即刻行くべきです。 基本的には入院して精査がいいと思いますが、入院が無理なら、精査を外来でするべきです。

何事も原因があるのです。 必ずしんどい吃逆をとめて、その間に原因を調べる、ということです。 もちろん、原因を特定できない場合もあります。 が、何人も救急で吃逆をみていると、特定できない人もいるけども、特定できた時は「救命」につながるので、医師なら知っておいて当然、プロなのだから、と思います。

若い方なら、逆流性食道炎、胃潰瘍、急性膵炎などを考えるべきでしょう。 高齢の方なら、右冠動脈の狭心症(最近は若い方でもですね)、心膜炎・心筋炎、胃癌、膵癌、脳梗塞、は絶対に否定するべきです。

原因がわからないと次の対策もできませんよね? そしてその原因はほっておくと大変なことになるものばかりです。

長く続く吃逆、、、これだけで色々検査をしないと「危ない」という危機感を医師は持っています(もっているべきだと思いますが、、、) 少なくとも私は持つべきだと思います。 少し調べれば医療者でなくても分かることです。


ページ上部へ