心臓・血管の疾患

心不全「パンデミック」

「パンデミック」とは、通常は感染症などが横行してしまうことに医療では使用する言葉です。

今後、心不全(心臓の機能が悪い)の、流行が懸念されるため、このような言葉が使われています(ちなみに、6/8を休診とするのは、心不全パンデミック、についての中国・四国地方の循環器クリニックのかかりつけ医代表として、学会から選出されたためです、休診にして申し訳有りませんがご理解のほどお願い致します)

心不全はステージAといって、エコー検査、採血検査などで「症状がない」ときから治療するのが「当たり前」になっています。 なにもせず(患者様の希望があれば別ですが)、ほったらかし、はそれこそパンデミックになってしまいます。

症状がないから、に、ご注意ください。
心臓リハビリテーションが効果があります。 またARBという心臓を守る、良くする薬剤があり、一生飲み続けるかどうかは内服後の結果でみていくのが「当たり前」なのです。