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一宮きずなクリニック

当院では画像診断については、私の最も得意な心エコー検査においても遠隔地にいる心エコーの検査者に意見を求めることもあります。 CT検査、腹部エコーをはじめとする全てに当てはまります。

よく言われることですが、画像のプロと、臨床医が、画像診断で勝負する9:1の割合で画像のプロが勝つ、と言われています。 (そうでない場合もたまにありますが) 心エコーは画像のプロ、つまり放射線科医はできません。

私の好きな言葉に「自分との戦いは無意味。 自分は最も信頼できる仲間であり、敵(病気の知識や診断力をあげること)と戦うことが、患者さんのためになる」というものです。 そのためには、自分一人で診断を決めつけず、自分の知識が同時に上がっていくようなクリニックづくりをしています。


私はC型肝炎でウイルスがいる場合は(香川の医療センターではインターフェロンなどの使用経験もあるのですが、高知県ではハーボニーという抗ウイルス薬をつかうための講習が開催されて8年くらい経つのですが2回目の開催がなぜかされません。さらに他県での講習は県をまたぐと意味がないという決まりで使用できません(不思議です、同じ講習で、より新しい知識ですが))ハーボニーを使用できる施設に紹介をさせていただき、ウイルスが除去できた、ということが証明されたあとは、その施設の方法や、徳島大学やその系列病院で習った知識で経過を見ていきます。

C型肝炎や脂肪肝症候群のうち、非アルコール性脂肪肝炎の場合は、肝臓の繊維化度合いで、肝臓癌の発生度があがりますが、B型肝炎はそういった繊維化が高くなくてもいきなり癌が発症する可能性もあり、大きな違いとなっています。

さて、肝臓だけ、をエコーでみるときには食事はしても大丈夫か? 答えはyesです。 お腹から覗き込むように見なくても、肋間というあばら骨の間から肝臓は見えます。 つまり肝臓だけをみるのに、食事を抜いてこないと見えないよ、というのは、その医師・技師のテクがいまいち、と自分で言っているようなものです(ちなみに肝臓の左側が見にくい時は患者さんに座ってもらいます) しかしながらやはり非常に見にくい方もおられるのも事実です。 CT検査をした方がいい場合もあるでしょう。 しかし「肝臓だけ」なら、自分では難しいから見えない、という症例にはいままで一例も出あったことがありません(正確には出会ったことは何度もあるけども、教えてもらいながら全て克服してきたので、もう会うことがなくなった、ということになります)

私は全身を視える、総合医を医師になった時から目指して研鑽してきました。 なんとなく医療を行ってきた、訳ではなく、自分はこういう医師になりたい、という意識を強く持ち、人の2倍は働きました(もちろん3倍も4倍も働いている人もいました) 循環器内科が専門で、総合医はかなり珍しく、自分でも総合的に内科をみえる、というふうにしか自信をもっては言えませんが、専門の心臓は深く、それ以外の病気にも対応ができるように「以前どこかで必ず診たことがある」という状態に自分をしておくのです。 TVにもでてくる本当に私からみても、誰から診ても文句のない、総合医を名乗れるスキルを持つ医師、は循環器ができません。 これは当たっていると思います。 そういうことがわかった上で、循環器内科、とくに心臓超音波検査を学問としてとらえながら、いろんな疾患を「一人で」診ずに、どうやって専門家は治療するのだろうと診ていました。 そのうち専門が拡がってくるのが自分でもわかってきて、任される範囲も多くなってきます。 開業しない先生はそういったことを嫌い、自分の得意な分野だけしか大きな病院で見ない傾向にあります。 それはそれで良いと思います。 その専門が県で5本の指に入っていれば(四国の話です)。 さらに最終拠点病院で、自分が当直している時に断ることが許されない、という病院でしか働いたことがないので、多くの疾患を見ることができました。 当時の上司、同僚の先生に感謝するしかありません。


今年は2月中旬から花粉が舞う、と予想されており、1ヶ月前から治療をしていると、生活の質が上がる、という報告はあまりにも有名です。 つまり、当院にもポスターを貼っていましたが、1月中旬から治療をしていれば良かった、ということになります。

ただ、人間だれしも症状がないときに治療はしたくないと思います。

現在、治療薬は進歩していて、点眼薬は1日2回でいいものも出てきています。 私自身は点眼薬はアレルギー以外では、炎症を引く点眼薬、抗菌剤(2種類)を使い分ける(同時に投与することもあります)ようにしています。

また点鼻薬は「アラミスト」か「エリザス」という誰も知らないけども効果がすぐれている薬の処方の経験があります。

また、内服薬では、おそらく循環器内科医ならではの、「ディレグラ」が「問題ないですよ」と処方できるのが強みだと思っています。 どの耳鼻科でも、ステロイドが入ってない薬で、鼻づまりにきく唯一の薬ですが、処方されているのを見たことがありません。
鼻腔鏡を見れるので、風邪かアレルギーかなどが分かりますし、副鼻腔炎に関してもレントゲンで診断しています。

風邪は耳鼻科? 私は内科だと思っています。 聴診の技術がなければ、気管支炎を見逃す可能性があるからです。

花粉症は耳鼻科? 内科でも処方は変わりません。 より効果のある薬を処方できる可能性もあると思います。

一般の方は、花粉症は耳鼻科と思っているかもしれませんが、決してそういった決まりはありません。 全身状態の把握ができる内科の方がむしろいい場合があるのです(例えば前立腺に問題があったり、心機能、腎機能、肝機能などの把握ができているかどうか)  急性副鼻腔炎が激しかったり、どうしても耳鼻科の先生の力をかりるような鼻出血などは、紹介させていただいてます。 また当院では、胃カメラの際に、ポリープが声帯などにあれば紹介させていただいています。 開業して一人、声帯癌の人もいました。 また、耳降鏡も私は使えるので、中耳炎などもみることができます。 先月は中耳炎の方で、急ぎの紹介をさせていただき、紹介先で鼓膜の治療をすることもありました。


免疫力が正常であれば、B型肝炎ウイルスに感染しても何もなくウイルスが排除されるか、急性肝炎になったあとに完治することが多いのですが、免疫機能が弱く、低下している状態で、B型肝炎ウイルスに感染すると、C型肝炎と違い現時点では人体の外にだすことはできません。 目的は肝硬変や肝癌にならないように生活できること、です。

そういった方を、「キャリアー」と呼びます。

キャリアーの方で一つ大事なことは、10人に1人が肝硬変から肝癌になる可能性があり、そういった兆候があれば大病院にて濃厚な治療が必要になってきます。

もうひとつ、「セロコンバージョン」しているかどうか、も重要です。 これは、ウイルスが変化して、弱体化しているので、悪い経過をたどりにくいことの証明とも言えます。

ただし、近年は、急性肝炎でも一部のウイルスが肝臓に残る可能性、またセロコンバージョンしていても重篤な状態になる可能性がある、ということです。

キャリアーの方で、セロコンバージョンしていても、他人に移す可能性はありますので、血液に注意したり、怪我での血液、歯ブラシなどは共有しない、ことなどに注意してください。

 


高校の同級生から誘われた会にいき、そこで知り合った方が「笑いヨガ」をしている、ということで、高知で開かれた「お笑い学会」に出席させていただきました。

落語を聞くのも初めてでしたし、お笑いヨガも体験でき素晴らしい時間を過ごせました。

さて、足は第二の心臓、腸は第二の脳、と言われていますが、私は横隔膜も第二の心臓、と言ってもいいと思っています。

心臓が4回血液を拍出するときに、呼吸筋で血液を全身から心臓に1回取り込みます。 呼吸に関する筋肉は約6つありますが、60%以上が横隔膜によるとされています。 論文でも心不全の方は横隔膜の強さが弱っている、などの結果がでています。

心臓リハビリテーションをしているものとして、以前から横隔膜を鍛える方法は、ヨガが一番いいのでは? と思っていたので、非常に自分のためにもなりました。 現状の心臓リハビリでは横隔膜を鍛えることはされていません。 まだまだ不明な点があるのですが、呼吸筋を鍛えることは非常に重要だと思っています。

また、1995年にインドで始まった「笑いヨガ」は、瞬く間に世界中に広がりを見せています。 当初は面白い話で笑う、ことだったのが、作り笑いでも同じ効果がでる、ということから、ユーモアを介さない笑いが重要とされています。

無理やり笑っても良いのです。

ドイツでは「だからこそ笑う」というのが「ユーモア」の定義だそうです。 辛い時でも笑顔でいたら、良いことが起きる確率が高くなる、ということです。 日本でいうと自虐ネタである、シルバー・川柳なでしょうね。


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