心臓リハビリテーション

笑いヨガの素晴らしさ と 横隔膜は(も)第二の心臓?

高校の同級生から誘われた会にいき、そこで知り合った方が「笑いヨガ」をしている、ということで、高知で開かれた「お笑い学会」に出席させていただきました。

落語を聞くのも初めてでしたし、お笑いヨガも体験でき素晴らしい時間を過ごせました。

さて、足は第二の心臓、腸は第二の脳、と言われていますが、私は横隔膜も第二の心臓、と言ってもいいと思っています。

心臓が4回血液を拍出するときに、呼吸筋で血液を全身から心臓に1回取り込みます。 呼吸に関する筋肉は約6つありますが、60%以上が横隔膜によるとされています。 論文でも心不全の方は横隔膜の強さが弱っている、などの結果がでています。

心臓リハビリテーションをしているものとして、以前から横隔膜を鍛える方法は、ヨガが一番いいのでは? と思っていたので、非常に自分のためにもなりました。 現状の心臓リハビリでは横隔膜を鍛えることはされていません。 まだまだ不明な点があるのですが、呼吸筋を鍛えることは非常に重要だと思っています。

また、1995年にインドで始まった「笑いヨガ」は、瞬く間に世界中に広がりを見せています。 当初は面白い話で笑う、ことだったのが、作り笑いでも同じ効果がでる、ということから、ユーモアを介さない笑いが重要とされています。

無理やり笑っても良いのです。

ドイツでは「だからこそ笑う」というのが「ユーモア」の定義だそうです。 辛い時でも笑顔でいたら、良いことが起きる確率が高くなる、ということです。 日本でいうと自虐ネタである、シルバー・川柳なでしょうね。