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一宮きずなクリニック

CT機器などがないむかしは3ヶ月間、いろんな検査をしても熱の原因が分からない、という状態を不明熱、と定義していました。 時代はかわり、CT検査、エコー検査機器の向上などで、不明熱は「いろんな検査を2週間程度しても、熱源がわからない」という定義に変わっています。

疑うべきは、結核、心内膜炎(心エコーでわかります)、腹腔内膿瘍(腹部エコーやCT検査でわかります)の3つから疑います。 実際に3週間わからなかった患者様で、エコー検査をして、「脾臓」に膿瘍があったことがあり、脾臓摘出で治癒しました。 ほっておけば、細菌が血液中に繁殖し、死に至る可能性もあったわけです。 もちろん脾臓はリンパ節の一種ですから、今後は感染症により注意していかなくてはいけません。

その他、疑うべき疾患はたくさんありますが、特に結核については、常に考慮しなくてはいけません。

他人に移す病気であり、とある抗生剤を投与してしまうとあとで検査をしても検査結果が陰性となってしまうからです。 簡単にいうと、結核を意識しない抗生剤投与は患者さんのためだけでなく、公衆衛生上悪い結果を高知県に及ぼす、ということです。


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