今年は、政治や社会情勢の面でさまざまな出来事がありました。
ただ、そうした状況の中でも、
当院が日々行うこと、そして来年も変わらず大切にすることは一つです。
それは、
がんを疎かにしない専門的な循環器治療です。
心臓の病気を診る立場として、
同時に「見逃してはいけない病気が何か」を常に意識しながら診療を行っています。
循環器専門であることと、全身を診ることは、決して矛盾しません。
また、私の頭の中では以前から
「街づくり」という構想があります。
医療でいえば、
診察室での説明、処置室での対応、事務での会計対応まで、
すべてが医療の一部であり、街づくりの一環だと考えています。
介護でいえば、
例えば入浴介助ひとつを取っても、
それは単なる作業ではなく、その人の生活を支える大切な要素です。
来年も、その考えは変わりません。
本年も当院を信頼し、足を運んでくださった皆さまに感謝申し上げます。
どうぞ良いお年をお迎えください。
