糖尿病について

ダオニールとアマリールとグルミクロン の 話

私は開業医であり、難治例や、特殊なケースを見ることはありません。 その前提で話をしています。

私が医師になり、糖尿病科を研修していうときは、グリミクロンは効果がないから、アマリールを使い、それでも効果がなければダオニールを使いましょう、と教えられました。 当時はそれほど糖尿病の薬の種類がなかったのです。 アクトスは浮腫があるが、まぁ使ってよし。 メトホルミンは使うな(当時は使って良い基準がちゃんと整備されていなかったのです) でした。 最も安全だったのは、ベイスンでした。 しかし、大規模な臨床試験で ダオニールとうSU剤は危険すぎる、とのことで使うな、となりました。 その後、アマリールとDPP-IV阻害薬のトラゼンタで大規模試験が行われ、アマリールが有意に危険となり、その後はそういった臨床試験は行われなくなりました。 SU剤は基本的な構造は同じです。 長く強く効くかどうか、だけで、体の中では同じ働きをします。
ダオニールが使ってはいけない、となっているのに、なぜ、アマリールとグリミクロンは残っているか、は私には謎です。
もちろん、考えて患者さんに最適解として、使う医師もいるでしょう。
手軽で安価という利点はあります。

ただ私は、5年後には アマリールもグリミクロンも ダオニールと同じになる、と思っています。 これはあくまで私見です。
内服されている方や、処方されている医療機関、医師が悪い、ということではありません。

超危険人物(ダオニール)は逮捕され、アマリールは一回逮捕されて、執行猶予中、だと考えています(論文上の話です)。 いつ再発するかわかりません。 私の立場からは、「あと一押し」「短期間だから」で使う、ことの危険性を考えて出さない、という根拠があります(長期間ダラダラ処方するのは論外です)