心臓・血管の疾患

尿酸値

尿酸はお酒や、食べ物でいうと、お酒のつまみや、所謂、「美味しいもの」に含まれています。
最近はプリン体カットのビールなんかも発売されていますね。
具体的には食品では非常に多いので、本や当院での栄養指導も活用していただければ、と思います。 問題ないと思っていても、意外と食している場合もありますので。

さて、その他にも脱水、薬剤によるもの、など様々な要因で上がってきますが、目標値は6.0以下です。 痛風発作を起こした人なら尚更です。 8.0以上はすぐに治療を開始した方がいいでしょう。

理由は、心臓を栄養する冠動脈が詰まる要因であること、動脈硬化を促進させる可能性、腎臓にたまって痛風腎を起こすと非常に緊急を要すること、などが上げられます。

食事に気をつけても高値の場合は、一時的にでも、内服薬で下げた方がいいでしょう。 「高いまま毎日を過ごす」がいけません。

基本的に薬は3つです。 昔ながらの「ザイロリック」は安くて、ジェネリックがある反面、骨髄抑制という怖い副作用もあり、個人的には時代遅れの薬だと思っています。

次に「フェブリク」です。 これが現在の主流となっています。

さらに最近は「トピロリック」という、1日2回に分けて内服する薬があります。

お酒を飲む高知県では夕方の薬を忘れがちなのですが、お酒と1時間ずらせば問題ないと思います。

「トピロリック」は腎機能保護作用が期待できる可能性があり、色んな理由で腎機能が悪い患者様には良いと思われます。 当院は高知県でこの、「トピロリック」を処方例が一番多い(大病院も含め、桁数が違います)のです。 それは私自身が、四国こどもとおとなの医療センターで、重症の心不全患者さんを診ていると、腎機能が悪い人ほど、治療に難渋する経験から、心機能はもちろん、腎機能にも細心の注意をはらって、出来るだけ腎機能も良くしたい思いから処方が多くなっています。

フェブリクが惡い、という訳ではなく、通常通り処方していますが、1日2回を忘れずに飲むことができ、腎機能が悪い患者さんにとっては、他の薬剤の話をした上で、処方しています。

自分自身、腎臓が悪くなり、透析治療にならないためには、何が一番いいか、を常に考えています。