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医師は理系であり、文系でなくてもいけない

医師がしている仕事は、理系だけでなく、文系の能力も必要です。 飛び抜けた医師はどちらかが、もしくは理系が飛び抜けて文系はそこそこ、という3パターンです。

まぁまずは理系の能力がないと、医師にはなれないし、なっては駄目だとも思います。

私が一番嫌なのは、理系の能力がほぼないのに、世渡りだけで世の中のためになってない医師がいること、です。
四国の医療は10年遅れていると言われることがありますが(実際に国内留学で四国に来る医師は非常に少ない)、私は働いた病院でどれだけ考えて働いたか、良い上司(戦友)に巡り会えたか、自分の目標を明確にしているか、が分かっていれば、四国内でも全く問題はありません。

※ただ、私が研修をしていた京都第一日赤の救急外来の作りは非常に良くできていて、それが今の高知の建物では見たことがないのも事実です。 基本的な考えが違うのかもしれません。 周囲の厳しい環境、患者さんの肥えた目など、一流病院で働くことは重要です。 その辺の適当な病院でダラダラするなら、開業して自分で勉強した方が世の中のためになるのも事実です。 ちなみに、ダラダラしていた医師が開業する理由は本当にくだらないもので、必要とされてないだけ、の一点です。 つまり追い出され開業というわけです。