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心がけている説明方法、例えば、LとRの発音で例えると

留学経験がある私に英語を教えてくれた先生は、Rは英語っぽく巻き舌で、Lは日本語っぽく「ラリルレロ」の発音だ、と教えてくれ、非常にわかりやすかったのを覚えています。 理にかなっているし、それを聞いてから専門書を読んだ方が、より頭に入ってきます。

医療の説明も単純だけでなく、本質を説明するべき、だと思っています。

「Check it out」を「チェキラゥ」と英語では発音します。 英語のルールを知っていると、なぜ、チェック イット アウト じゃないかが分かります。 まず、破裂音の次の母音は繋げていい → ck(クッ)+i (イ)= 「キ」、母音に挟まれた「 T」は「L」の「ラリルレロ」の発音にしてもいい →i + t + o(アウトのア) =イラ、最後の破裂音は略してもいい、out=アウトゥッ → アゥ

そうすると、チェキラゥとなるのが分かりますよね。 こうして英語の決まりごとを知っていると聞き取りにも意味がでてきます。 発音の練習の時も自信がもてます。

最後ですが、黒人や若い白人は「ハッドゥ」とあいさつしてくることが多かったのですが、全く聞き取れませんでした。 なんて言っているんだ? と聞いたところ、「How are you doing?」つまり、調子はどう? ということでした。 日本でいうと、チョリース、みたいな軽いあいさつで、日本人でもチョリースと言われても、あいさつされているのだな、としかわからないですよね? こういった、知らないとわからないこともあります。

理屈だけではなく、文化に触れたかどうか、の経験も交えて、医療について、分かりやすく説明できれば、と思っています。