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当院の新型コロナウイルス 感染症対策について

当院院長である私に、コロナウイルス 特集緊急雑誌発売の原稿依頼がきています(四国ではおそらく私一人のようです) 今現在書き終わって、吟味している段階です。

当院では、車できていただいた患者さんには、携帯番号を聞いて車で待機してもらうことをしています。 携帯が通じなければ、順番のときに職員が呼びに行きます。 また待合室が割と広いので、隣同士座らないように工夫しています。 咳がひどいかた、車できてなくて通常の待合で待機したくない方は言っていただければカーテンではありますが、隔離した場所を3箇所設けています。 0.1%次亜塩素酸、アルコールでの消毒を徹底し、私自身も昔から続けていることですが、患者さんに触れる前に手指をアルコール消毒して、聴診器も消毒しています。 診察の間に石鹸での手洗いをしています。
当院では、循環器疾患や糖尿病患者様が多く、ご高齢の方の健診もしていますので、「コロナウイルス 感染症の可能性がある方」についてはまずは電話をして、可能性が極めて低いかたにつき診察させていただいています。

通常の診療に来た方が危険にさらされないようにするためです。

現時点では、政府の意見はあやふやで、私自身は「クリニックで診断できない病気をみることはその方にとっても、マイナスである」と思っていますので電話をしていただく方針とさせていただきました。

私の現時点での考えですが、政府はオリンピックのことや、ゴールデン・ウィークの経済面を考え、4月の第3週あたりに、「この新型コロナウイルス は、あまり恐れなくてもいい。 季節性の風邪、ということになっていくでしょう」という見解をだすと思っています。 ただ、そのときに当院の方針を変えるかどうかは私が情報を仕入れて判断させていただきます。
風邪症状をみない、というクリニックもありますが、当院ではそのようなことはありません。 報道でもあるように、濃厚接触者でない、また電話をいただいた方で問題ないと判断した方、「コロナウイルス とはほぼ思う節がない方」などは気管支炎になっている可能性があり、自宅待機を4日間、37.5度以上の場合、は私は間違っていると思いますので(論文の報告で平熱より1.3℃高い場合、持病がある方、3日目でよくならない方、普段の風邪と痰の色が違っていたり症状が違う方は早めに受診してください。 喘息性気管支炎になっている方や、肺炎球菌が原因の肺炎になっている方も多くみられます。