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「寄り添った治療」とは?

よく耳にする言葉なのですが、「とりあえず当たり障りのないことを書くか」なのか、「患者さんの立場に立つ」のか、書いている本人しか分かりません。 私自身は、たとえ後者だとしても、具体性に欠けると思ってホームページに載せたことはありません。 医師の主観が入る言葉で曖昧だからです。 言葉には重みがあると思っていますが、まだまだ私が「寄り添った治療をします」というのはおこがましい、と思う次第です。 それよりも、今の私には、一人一人の方に全力をもって治療にあたれるように用意を普段からきちんとしておく、その方の意思や思いを尊重する、ということが重要だと思います。 能力不足の医師に寄り添われても、医療側からの考えですが、「迷惑」だと思います。 究極、能力のある医師に手術はしてもらいたい、ということです。 ただ、能力のある医師が「寄り添う治療を」と言ったり、書いたりしていると、説得力があります。

経歴、経験、恩師は誰なのか など 聞けばその医師がきちんと研鑽を積んでいるかどうかは分かります。