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特許を取得しました。

今までは「特許取得中」だったのが、5月9日に正式に特許取得の状態になりました。 もちろん医療関係で、「貧血チェッカー」という、病院で採血検査をしなくても、またした後、自分でセルフチェックができる簡易なものです。 この特許について、私の特許に興味を持ってくださった2社の企業が高知まで来てくださり、プレゼンと、契約内容について話し合いをしました。
私の本業はあくまで「医療」なので、企業に販売権をお貸しする、という内容で、2社から1社を選んだ理由は「営業の方の情熱」と「契約内容が分かりやすく、かつ、私個人にとって耳障りの良い事が多かった」と言う事です。
まだ発売には至っていません。 今後、選んだ企業の選択が正しかったかどうか、が分かると思います。
最近の企業の在り方(私自身も企業しており、実はとある会社のCEOなのですが)は、考えさせられる事が多々ありました。 企業との契約で最も私が困るのは、本業に差し支えがでてくること、「口約束だったからこれからはできません」ということで余計な労力が増える事です。 私は他人が企業した会社のために働いているわけではありません。 私の考えに賛同してくれた方と一緒に仕事をしていき、納得したことに関しては、企業が言っていることが正しいと思うことに関しては契約を続けたいと思っています。
素晴らしい企業に出会えた、と思う時もあれば、「あれっ、当初の口約束と違うな」と思うこともあり、そういう煩わしさは、出来れば避けたいものです。 これが耳障りの良いことを聞いて、契約した結果かもしれません。 やはり時代の流れもあり、書面や、くわしく一度「どの範囲で料金が発生するのか」を聞いてなかった私の責任だと思います。
※ちなみに、現在、私が契約している企業には全般に関して非常に満足していますし、非常にクオリティーが高い仕事、コストも抑えてくれていることにも感謝しています。 しかし私がCEOであれば、顧客には絶対に言わない自社の台所事情などの台詞、を聞かされての、契約の途中での新たな金額発生、については疑問を呈さずにはいられません。 とある会社は、「医療機器は持ち主が変わるとメンテナンスをして1日後でも10万円かかります。血縁関係がある場合は発生しません」と突然言ってきました。 これには唖然としたので、契約を解約させていただきました。 この半年強で、私の感覚では、10社あれば、非常に満足のいく仕事をしてくれる会社は1から2社、という感じです。 これには医療機器メーカーは入っていません。 諦めの境地になっています(笑)