心臓リハビリテーション
病院からのお知らせ

心臓リハビリテーションをしている方へ、ご注意

心臓リハビリテーション(心リハ)をしているということは、保険がきく適応の心臓病を持っていることになります。 そのほとんどが生活習慣病です(なかには全く関係ないものもありますが)
心リハは「すべてひっくるめた治療」という「包括治療」では決してありません。

心リハと「サムスカ」という薬は、循環器内科の医療を劇的に変えた素晴らしい治療法・薬剤ですが、私の心リハは、心臓病を治して、血圧、糖尿病をコントロールして、心リハをすれば良い、というものではありません。 「がん検診」または「がん検査」を念頭においてもらうのが、私の特に糖尿病を持つ「心リハ」をしている方へのメッセージです。

循環器内科医は癌を(ほとんど)みませんし、治療にも参加しません。 なので、クリニックで心リハや血圧、血糖値をして、大病院で年に1回詳しい心臓の検査をするのは、患者さんにとって一種の安心感を与えることになって良いのですが、肝腎の、「糖尿病は癌の確率を上げる」ことがやっと周知されてきました(私は10年以上前から口酸っぱく上司の先生から言われ、胃カメラ、腹部エコーもしていました)
私の解析では、心リハをしている人は、安心してしまって、逆にがん検査が疎かになるし、かかっている循環器クリニックが検査が出来ないのであれば、自分の身を自分で守るしかありません。 ちなみに私は必ず「がん検診を疎かにしないように」と声をかけるようにしています。 とくに過去にピロリ菌がいた人や、糖尿病がある人で以前所見があった人は、胃カメラ(バリウム検査は意味がありません)、腹部エコーを責任をもってします。 異変があれば大病院に紹介し、100人ピロリ菌に感染した人の胃がん発見率が1.5%と言われてますが、開業後、連続80人で4人の方の胃がん、食道がん(全て早期で良かったです)を指摘できました。 そして、そういった方のなかには、福田心臓消化器内科で、私が心リハを行っている人もいます。 心リハをしていれば、それだけになってしまい、お金もただではありませんから、時には心リハよりも大事なことがある、と言う医師にかかりたいと私自身がそう思います。 悪性腫瘍について、人任せな循環器内科クリニックにかかるのであれば、自分の身は自分で守るしかありません。 ご注意を!

※ちなみに、ここ最近、診療時間外の私有地への不法駐車が多く、中には常習犯の方もいて、警察の方がおり、オープンスペースでないことを意味するポールと簡易型のプラスティック・チェーンをしているにも関わらず、駐車をする、当院には関係のないモラルのない方もおられます。 この場合、現行犯なら不法占拠罪で立件されます(自分の庭に車を止められると、危険な状態であることから立件されます) 私は歩行者のスペースを守るため、交通量のことなどを考え、他のクリニックのように金属製のポールやチェーンをしなかったのですが、常習犯は「お前も商売してるんだから、サービスしろ」と言われ悲しくなったこともあります(不法駐車している方に、言われたのです) 私は商売はしていません、医療で人の役に立ちたい、と思っているだけです。 地域密着の医療と不法駐車を容認することは全く筋が通ってないと思います。 当院に通院されている方には大変申し訳ありませんが、通院されてない方で、一部のモラルの欠如した方のため、仕方なく、ポールを立てることになると思います。 不法駐車すると、車が出られないこともあるかもしれません。 この文章を読んでおられる方には当てはまらないと思いますが。 何十回も止めている方が数名おられました。 中には診療時間内に止めている方もおり、これは営業妨害になりますので、警察を呼び、立件してもらうことにしましたが、会社の上司が謹慎させるから、ということで立件を見合わせることにしました。 ちなみに、私の車の真後ろに止めた車があり、私はタクシーで移動をすることになりました。 診療時間外は一宮きずなクリニックの敷地は私有地です。 人の家の庭に車をとめる、また「駐車禁止」と書いてある真ん前に無断駐車、また普通に考えて駐車してはいけない、と思うのが正常の人間の道だと思っていたのですが、そうでない人はたくさんいるようで、残念です。