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論文を書くということ

私は発表や講演だけでなく、「論文をかく」ことを大事にしろ、と言われてきました。
この教えのお陰で、大学病院や医療センターから、診療所での勤務になっても論文をかく習慣がついています。

多い時は1年に8枚書いて、掲載された事があります。
今まで書いた論文のうち、診療所勤務時に書いた、

心臓リハビリテーションをうけている糖尿病をもつ患者さんで、「心不全の傾向があるひとほど、有酸素運動をしても血糖低下の程度が低い」という論文(英文)が、Journal of Diabetes & Metabolismという一流雑誌に紹介される事になりました。
発表や講演は誰にでも出来ますが、論文を書く事は、時間もかかるし、心リハならそのことに深く精通してないと掲載されません(もちろん雑誌の程度にもよるのですが)
「論文を書いた」→「どこの雑誌ですか?」と聴いてみるのも良いかもしれませんね。 私は留学後、日本語で論文を書く事が逆に難しくなり、英語でしか書けなくなってしまいました(書き方が、実は英語の方が論文向きなのです)
さらに、一流雑誌への投稿は、なかなか時間がなく、思うような雑誌には掲載されないのですが、今後は以前のように一流紙への掲載を目指したいと思います。