消化器疾患について
病院からのお知らせ

主治医2人制 という 当院の方針

現状、かかりつけ医一人に全てお任せ、という考えがあると思います。

しかし私は主治医二人制がいいと思っています。
例えば、B型肝炎の患者さん。 私はガイドラインに沿って半年に一回の(採血と)画像診断(エコーやCT)をしていますが、腹部エコーは私、CTは専門読影で私だけでなく放射線科専門医に診てもらうようにしています。 これで主治医が2人になるわけです。 エコーは胆嚢疾患に強く、CTは客観的であり思わぬ疾患が見つかることもあります。  あと、「きずなクリニックは心臓疾患や、癌を見逃さないですよね」という患者さんが多く通院されていると思っています。 そのため必要な検査は患者さんの声も反映し(強制することはありません)、実施するようにして、怪しければ基幹病院にさせていただくようにしています(なんでもかんでも紹介するわけではありません)。 これも主治医2人制になります。
例として、CT検査で私が腎臓がん疑い、放射線科専門医も腎臓がん疑い と なれば紹介し、何もなければそれはそれでいい、という考えです(実際、癌だったということも多々あります)。
こういったシステム構築が私の考える診療所で重要と思っていることです。