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医療統計学ラプソディー

「貴方」の考え方には様々なものがあり、がん検査をうけることで、何もなければ検査代が無駄になるので絶対にうけない、もしくは、何か見つかった時に治療が早期にできるので、必ずうける。という極端な考え方も「アリ」です。

一方で、もしかしたらガンがみつかるかもしれないので、医師に言われた感覚で検査をしていく、という考え方が、今の主流でしょう。

後者は実は、医師でも検査を受ける側でも、最も「後悔しない」確率論なのです。

医療は日々進化し続けます。 極端な考え方も年齢や信念でいいと思います。 ただ、時代時代にそった、医療をうけることが、後悔する確率が減る、ということになります。

高血圧の治療についても、心臓リハビリテーションをうけることについてもそうです。 自分でできるから参加しない、は実は極論であり、冬になり、心臓超音波検査をすると、心臓肥大になってしまっていたり、心臓の機能が悪くなってしまって、あわてて治療をうけたり、リハビリに参加する、という後悔が少ない方が良いとされています。