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生涯一医者

医師という職業はかなり特殊で閉鎖的です。 そのため「白い巨塔」などの医療界の暴露話がうけるのでしょう。
ただ言えるのは、医師、医者 は、東京大学医学部を出ていない限り、研究者にならないかぎり、ほとんどが臨床という場で、患者さんと接して働くことになります。 脱サラする、ということは開業医になるようなもので、やはり医者は同じ医療行為を続けることになります。

私自身や他の医師でたまに見かけるのは、執筆業をしたり(幅がかなりあります)、特許をもっていたり(やはり医療に関係するものが多い印象です)します。

ちなみに私の特許は「貧血チェッカー」というもので、結膜をみて、ヘモグロビン値を推測する、というものです。

特許の案は実に医療以外でも20個以上あり、「貧血チェッカー」を「誰か」が世に出してくれれば、次の特許を出そう、と思っています。 1社、誰でもしっている大手の会社から連絡があり、一度売られかけたことがありましたが、社内のプレゼンで最終選考に落ちたそうです。 医師としては、こんなに便利なのだけど、と思う一方で、売る壁は高いな、と思っています。