病院からのお知らせ

ラポールの大切さ

私は、多くの患者さんを早く診る時につかわれる「患者さんをさばく」という言葉が、医師になってからずっと嫌いです。 おそらく、ほぼ使ってないと思います(ついつい使ってしまうことがあるかもしれません、ただ覚えてないくらいです) 医師や医療従事者では、全く悪気はなく、昔からの慣習で使われる言葉ですが、私はそういった隠語が嫌いです。 これはもう仕方がないことです。 私の性格なので。

私自身は医師の親友から聞いた、心理学の要素、「ラポールの形成」が重要だと思います。

ラポール、つまり、医師と患者さんの間に生まれる信頼関係 を 作ることが、医師にも患者さんにも有益だと思っています。

私自身、クリニックで意識しているのは、ラポールを形成すること、と、待ち時間短縮 です。

どちらも凄く難しい問題です。 なにせ「なんでもみる。 一つの診療科だけでなく、全身をみる」という看板をあげている以上、より難しいことですが、何も考えずに毎日、1時間、10分、1分、1秒を過ごすよりは、何かを意識して取り組む方がいいと思っています。