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「内科」「外科」と「精神科」は球技でいうとサッカーと野球以上に違うものです。

「心療内科」という範囲なら、内科でも診断・処方が可能です。 もちろん精神科が標榜するときに、精神科では入りにくいので「心療内科」を標榜することもあるでしょう、もちろん専門性が高いのはいうまでもありませんが、軽い症状なら内科でだした処方と全く変わらないこともあります。

私は今まで20年医者をやっていて、「内科」や「外科」の能力と、「精神科」の能力を併せ持った医師をみたことがありません。 バスケットボールの神様、マイケル・ジョーダンでさえ野球は下手でした。
考え方が全く違うのです。 精神科の先生も内科の分野には口出ししないし、僕らも精神科の処方に口出すことはありません。 どっちもする、は、この先も無理でしょう。 医療は細分化して来ていているので。