心臓・血管の疾患

ガイドラインを変える、治療方針に提言を高知の一宮からしていくこと

私はこの土曜日と日曜日に、心臓リハビリテーション学会で座長1席と、自身の演題6題を発表します。 癌が無い科、それが循環器内科で、それを専門にする医師が循環器専門医ですが、私にとってはそれは当てはまりません。 循環器以外の癌も含めた診断、治療に自分が主治医となり治療していたからです。 そして循環器疾患だけを医師も患者も気にしていると、実は癌が存在している(理由は、インスリン抵抗性(糖尿病や糖尿病予備群)の存在が心臓病、血管病には多いから、です)ことを発表し、論文にしているところです。 循環器ガイドラインは優れたガイドラインですが、沢山あるガイドラインの中に「ガン」の一文字も入っていません。 私はそこに風穴をあけたい、と思っています。

また、心臓リハビリテーションだけは、ガイドラインに曖昧な部分があり、誤解、、、というか間違っている部分があると多くの医師が思っている、はずです。 少なくとも私は思っています。 なので、その部分に関しても提言する演題もあります。 「心臓リハビリテーション指導士」という資格は、真面目に取得した医師と、「開業する前に、見学だけして、取得しておき、開業後に初めてを、やりながら勉強するか」という、資格になっている場合があります。 この現状をどうにかしないといけません(国立循環器病センターで研修した、などというのは10日間以内の見学です)