血圧=心拍出量×抹消血管抵抗 は 短期の式で、有名ですよね。
でも実は、長期では、心臓(心臓を中心とした循環調節)が血圧を決めているわけではなく、腎臓が主役です
(Arthur C. Guyton(ガイトン) の理論 です)
血圧はラーメン店と仮定します。
そうすると
① 腎が決める基準圧 = スープの基本の濃さ
そこに、
② 神経・RAAS = その日の「ちょっと濃いめで」
③ 動脈スティフネス = 時間が経つと戻らない固まった麺
④ 心臓が一時的に押し上げる力 = 店主の火力で一気に沸騰
腎が基準。
神経が可変。
血管が固定。
心臓が瞬間入力。
※なお末期腎不全ではこの式は通用しない
なので、心臓を見るだけでは血圧の治療はできません。
当院では腎機能など、総合的に判断して治療をします。
血圧は数字ではなく、循環の結果だからです。
