最近、CPAP治療をしている施設が増えていると感じています。
非常にいいことだと思っています。 ただ、CPAP治療を導入することがゴールではありません。
CPAP治療では、AHIという、簡単にいうと、心臓は動いているのに、呼吸が10秒以上、止まっている回数が「5未満でコントロールできている」、「3未満で良好」、「1未満で非常に良好」、と判断します。 (私はPSG(1泊2日の脳波をつける検査)の解析までしているので、AHIがCPAPレポートと、PSGで違うこともわかった上で書いています)
レポートを医師が見るのはAHIだけではありません。
AHIが5未満でも、ましてやそれ以上なら、
私なら CPAPの最大圧(90-95%の圧)と平均圧をまず見ます。
設定したCPAPが最大で気道を拡げる圧が8cmH2O(センチスイチュウ と よみます)なのに、レポートで95%圧が7.8なら「天井に張り付いている」と思い、設定の圧を10cmH2Oに変更します。
平均圧が6.8cmH20なら、CPAPは気道を拡げるために徐々に圧をあげるので、無呼吸時間が長くなるため、設定の最低圧を4から6cmH20にします。
他にも、何日何時間の使用か、意図しないリーク(3種類ある)、閉塞性なのか中枢性なのか、など見るべき指標は他にもあります。
設定を変えずに、まずまずですね、が一番よくありません。
CPAPをつけているだけでいい、というわけではない、ということです。
