病院からのお知らせ

新聞への寄稿

開業時より続けています。 今週の日曜日の朝刊に掲載されます。 今回のテーマは「心臓リハビリテーション」です。 新聞社におくった原稿から、ライターさんを通して、「優位性を書いてはいけない」=自分が他の医師よりすぐれていると書いてはいけない、「上から目線の掲載は控えてほしい」、という内容で、文章が少し変えられました。 ライターさんも「過剰に反応しすぎているけども、仕方ないですね」ということで承諾しました。 当初の内容は、「今度、発刊される心臓リハビリテーションの教科書の執筆者に選出されたので、医療関係者の方にも知ってほしい内容として、その本の一部を今回書かせていいただきました」 という内容だったのですが、

「選任された」→「他の医師より優れている」 そういう事実がある、という、信憑性を書いたつもりですが、ダメのようですね。

「医療関係者の方にも知ってほしい」→「他の医療関係者は知らない内容を教える、ということで上から目線」 実際に論文の紹介など、医療従事者が買う本の内容の一部を抜粋したので、そう書いたのですが、これもダメなようです。

直された文章のほうが、よっぽど、えらそう、に思えたので、私の方で、修正させていただきましたが、結局、何を書きたかったのかが、わかりづらくなってしまった、と感じました。

ただ、最近は細かいことが大事、と私も思っているので、そういう指摘は勉強にもなります。
今度、徳島で講演をするのですが、かなり以前から、秘書をしている知り合いがいるのですが、メールでのやり取りで、「不満があっても、口にだすと自分が嫌いになるので、決して人の陰口は言わないですね」というメールがあり、非常に心うたれました。 ちょっとした一言が大事、と結婚式の友人代表のスピーチで必ず私は行ってきたのですが(今でも大事だと思っています)、その方の考え方や生き様は素晴らしいと思った次第です。