その他の疾患

冷湿布と温湿布の勘違い

冷湿布は患部を冷やさない、温湿布は患部を温めない。 缶ビールに冷湿布をはっても冷えないし、缶コーヒーに温湿布をはっても温まらないのと一緒です。

湿布は血行促進効果や炎症の鎮静という、飲み薬のような「痛み止め」の効果がメインです。

捻挫などの急性治療はRICE 治療が有名です。 そこで、冷やすこと、が重要ですが、冷湿布はその冷やすことにはならないことを知っておいて欲しいと思います。

Rest(安静)・Icing(冷却)・Compression(圧迫)・Elevation(挙上) ですが、スポーツ外傷以外でも、整形外科などを受診する前に「適切な」RICE処置を行える環境が望ましいと思います。

友人の整形外科医より。