病院からのお知らせ

専門は突き抜けてないといけない、それが現在の医師像 

私の専門は「心臓超音波検査」です。最終拠点病院で心臓外科と手術の適応を決定していました。
また、カテーテル治療の当時の水準では自身で治療の決定をしていました、緊急にも対処していました。

消化器内科分野でも超音波は「睾丸エコー」以外は全て経験し、腹部エコー、甲状腺エコーに関しては「超音波専門医」として、診断・手術適応に関わっていました。 循環器内科だけでなく、消化器内科以外も緊急に対応できるようにしていました。

県で唯一の、「心臓リハビリテーション本学会」の評議員もしています。

論文も多数執筆しています。

「中途半端」な「内科」は私は、標榜の詐欺だと思っています。 自分の専門は地べたを這いつくばりながら「経験」を人の倍以上する必要があると思っています。

なんでもみる = なんでもみることができる は = ではなく、≠ です。
全てが中途半端な医師が量産型ザク(アニメ:ガンダムより)のように発生している現状に辟易しています。

「内科」「心療内科」の標榜は誰でもできます。
「内科」はピンキリです。 なんの突き抜けた専門を持たない内科医は、なにもできません。 他の医師に迷惑をかけて来たことでしょう、そしてこれからも。 高血圧、糖尿病はもちろん、腹痛にも対処できないでしょう。 器用貧乏ではなく、ただの能力不足です。 そういう医師を何人も見て来たので分かります。 おそらく風邪もきちんと診れないでしょう。 それが髄膜炎なのに、です。 気管支炎を見逃すこともあるでしょう。 聴診の能力不足だからです。 例えば、心音で「III音、IV音は聞いたことがあるのですか?」という質問もいいでしょうし、エコー検査、胃カメラはできるのでしょうか? 経験は? という質問もいいでしょうし、糖尿病に関しては、インスリン治療をきちんと出来るのかどうか、が「糖尿病をみる」最低の基準です。

「内科」の標榜にご注意を。 その医師の経験を聞くことが重要です。 診察する前に電話や問い合わせでもいいと思っています。 では何を聞いたらいいか? どのような病院で今まで勤務していたか、が最もいいでしょう。 それで、だいたいわかります。