血圧=心拍出量×抹消血管抵抗 は 短期の式で、有名ですよね。
でも実は、長期では、心臓(心臓を中心とした循環調節)が血圧を決めているわけではなく、腎臓が主役です
Arthur C. Guyton(ガイトン) の理論 です)

血圧はラーメン店と仮定します。

そうすると
① 腎が決める基準圧 = スープの基本の濃さ

そこに、
② 神経・RAAS = その日の「ちょっと濃いめで」
③ 動脈スティフネス = 時間が経つと戻らない固まった麺
④ 心臓が一時的に押し上げる力 = 店主の火力で一気に沸騰

腎が基準。
神経が可変。
血管が固定。
心臓が瞬間入力。

※なお末期腎不全ではこの式は通用しない

なので、心臓を見るだけでは血圧の治療はできません。
当院では腎機能など、総合的に判断して治療をします。

血圧は数字ではなく、循環の結果だからです。

私が最も好きな映画はロッキーですし、サントラもロッキーです。
昔、私が中学生の頃、

ウッチャンが「好きな映画で言いにくい映画はロッキー」と言っていたが、当時から違和感があった。

それは ロッキー = 根性論の話 というイメージがあるからだろう。

しかし映画ロッキーは全く違う映画だから、後に続く映画がない、と思っている。

それは、主人公であるロッキー自身は名言がない。 見たことがある人ならロッキーの名言を言えるだろうか? 何百回(1-5, the finalも含めて)見た私でも、「エイドリアーン」と叫ぶシーンくらいしか思い当たらない。

そう、映画「ロッキー」は主人公が名言や名セリフを言わず、周囲が名言をいう特殊な構造をしているからである。
例えば、「3」の最後に アポロというキャラが、ロッキーに「Do not get old」(間違っていたらすみません)と言う。 吹き替えでは「お互い歳はとりたくないな」となります(歳はとるな = 前後のやり取りから、俺も歳をとったからお前もとるなよ → 歳はとりたくないな と 勝手に思っています)。 しかし、ロッキーはちょっとはにかんだ感じで何も言わない。 こういうシーンが私の中で残っています。

鏡のような主人公、と言う構造。 私がシルベスター・スタローンと会えることがあるなら、ファンです、も必ず言いますが、この失礼になるかもしれない「主人公像は意図して作ったのか、それとも私の勘違いか?」を聞いてみたい。

何はともあれ、上記の構造がある時点で、「ロッキー」を女性に勧めてもいいし、好きな映画を言われて答えても「なんら恥ずかしくない」のである。

あっ、ウッチャンにも会う機会があれば、このことを言ってあげたいと思います。