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一宮きずなクリニック

以前にも書きましたが、死亡率を下げるかどうか、ですが、論文ではQOL(生活の質)はよくするが、予後(死亡率)に関しては、変わらない、という論文も多数あります。 確かに20年前の論文では「死亡率を下げた」とされていますが、よく吟味するとかなり怪しい。 図がまずおかしい。 今だに20年前の論文を持ち出す医師はいないと思いますが、私は長年の経験上「生活の質は必ずよくする」と実感していますし、患者さんへの説明もより具体的にできるのも、その理由の一つだと思います。 「予後はよくする」という論文は2019年の論文で、狭心症でステント治療をした患者さんで信頼度が高いものが、やっとでてきた、と思っています。
論文があるから、予後をよくします、は半分あっていて、半分間違いです。 きちんと論文をかかさず読まないと、全部間違いの知識になってしまいます。 結果だけを講演会などで聞いて、読まないとそういった答えにたどり着いてしまう。 なので、私は自分で論文を書くのが重要と考えています。 もちろん英文です。 そうすると、最新の論文の事情がどうなのか、調べざるをえないので、自然と勉強になるからです。


血圧を下げるためには減塩もそうですが、とりあえず冬は家の中でも、中と外でも寒暖の差が激しく、血圧の変動が強いので、血圧を下げておかないと脳出血おこしたり、心筋梗塞などを起こしてしまいます。

下げすぎももちろん良くないですが、妙な民間療法で下がるはずはありません。 確実に血圧をさげるには薬しかないでしょう。 薬を飲んだら一生? と良く聞かれますが、「逆に飲まないと一生がすぐ終わるかもしれない体になっているのかも」と思います。 ① 今はのまなくてもいいですが、食事に気をつけてください ②一時的にでも必要ですが、いずれ暖かくなれば、また体質を変えれば中止できるかもしれません。 ③減薬は可能かもしれませんが、完全なる中止は危険です ④どうしても内服してもらわないと危険です! という4パターンが私の答えです。

日本人の脳出血が減ったのは、今の性能のいい、血圧の薬がでたことや、ガイドラインで血圧を下げる基準が厳しくなったこと、の2つだという事実がものがっています。


開業時に15年前から私や父親である福田心臓・消化器内科の理事長はしっていました。

今年の感染症の雑誌にやっとそのことが掲載されていますが、いまだに信じずに咽頭所見ではインフルエンザは不明、という医師もいると思いますし、それが普通のレベルだと思います。

ただ、私自身が論文に2016年しようとしましたが、すでに論文化を2011年に開業医の先生がしていました。

インフルエンザキット、症状や状況だけでなく、咽頭所見が加わると、間違いが少なくなります。

 

ペンライトは白色光のLEDを忘れずに


ガイドラインでは、そんなに下げなくてもいい、という風潮ですが、

J ClinHypertens. 2018;20:560–567.

の報告では、心臓肥大がある場合、尿酸値が6.3以上の例と5.1未満の例とを比べると、7年後に心不全になる確率が1.6倍になるという報告がされています。

心臓病の治療は、血圧、糖尿、コレステロール、そして中性脂肪まできましたが、最後に尿酸までも下げておいたいい、という風潮になっています。


自律神経には交感神経と副交感神経があります。 簡単に言うと、喧嘩する神経が交感神経、飯食って寝る神経が副交感神経となります。 喧嘩するときに血圧が高く、脈拍が早く、さらに瞳孔が開いて相手を良く見えないと喧嘩に負けますよね? 自律神経が悪い時は、小児では「未熟」、成人では「障害」、高齢の方は「退化」している、と私は説明しています。

ストレスや疲れなどで、障害をうけることになります。 そうすると、本来脳に血液を組み上げることができずに、「神経調節性低血圧(失神)」を起こすことになります。 ちなみに、今は少ないと思いますが、小学生が夏のあつい時期に校庭で立たされて、長い時間、ストレスのたまる面白くない校長先生の話を聞かされると、気分が悪くなってしまう場合があり、昔は「根性がたりない」などと言われてましたが、全くの誤解で、自律神経が未熟、だから、病気というか、そういう状態なのです。 これを見ている校長先生がいたら、話は短く、面白い話をしていただけたらと思いますし、暑い時期は体育館などで、水を飲みながら話をすることをお勧めします。

さて、胎児の心エコー検査では、実は生まれてくる前は、心臓は拡張する機能が悪いことが証明されています。 この原因には、胎児の心臓はまだ「未熟」という説明がされています。
子供は小さな大人ではない、という医学の格言にも通じるところがあると思う次第です。


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