私の考える、医療・介護での「街づくり」での、医療に関しては、最も小さな単位なのは、診察室です。 なにせ診療所で診察室がないということはありません。

受付(医療事務)、処置室(看護師)などの場所が重要ではない、という訳ではなく、患者さんが期待しているのは、あくまでも診察室で決まったこと、診断や説明をうけたことだと考えています。

具体的には患者さんは診察室に看護師や時には事務、また医師から呼び込まれ、そこには医師が座っており、看護師もいて、話をする、という状況が理想です。 来院される他の患者さんの状況などで医師と患者さんの2人となることもありますが、できればそこに看護師がいると、患者さんは安心するだろうな、と考えます。 それは医師の説明を噛み砕いて説明してくれたり、医師に言いたいことなどを看護師が代弁してくれることが期待できるからです。

受付は診療所の顔、などと言われることがあります。 言葉遣いや態度などのことを指している言葉だとおもいますが、実は受付をしているのは診療所では医療事務であり、「顔」という役割は全員がもっているスキルです。 実はその他にも多様な仕事をしており、私としては、守りの扇、的な役割に長けている仕事、だと思っています。 また看護師の方が医師よりも患者さんと話す機会が多い場合もあり、受付同様、看護師も診療所の顔 的な役割をしているのはもちろん、医師よりも患者さんが医師に言いにくい事を聞いていたりすることもあり、こういったことは非常に重要なことです。

それに加え、表に立たない 事務員 なども診療所によっては、例えば事務長のように規模が少し大きくなると存在します。 そういった人は医師の補佐はもちろん、診療所全体のことを考えて行動するものです。 その行動には診療所の長である院長の意思が反映されるべきであり、事務長が勝手なことをする診療所は成立しません。 私の持論で二番手が最も重要、ということもあり、表立って診療所の前面には出なくても非常に重要なポジションです。

そういった全員がお互いを助け合い、診察室を重要視して、患者さんに医療を提供する、というのが基本なのだと思います。

インフルエンザワクチン接種の時期が来ました。

当院では上記のワクチンはワクチンの種類によらず、7日間の間隔をあける方針とさせていただきます。 コロナウイルスワクチンも種類が増えてきました。 またどんな種類のコロナウイルスワクチンとしても同時接種可能とはなっていますが、ワクチンの副反応が強く出る方がいるため、他院でどちらかを接種したとしても、7日間は間隔を空けて接種した方が安全と判断しています、どちらのワクチンによる副反応か、も分かりやすい、ということもあります。

何卒ご了承ください。

少し変わった話になるかもしれません。 私自身は医大生のこと、もらった三菱のギャラン(マニュアル)に乗り、そこから、スバル、レクサス、留学中はトヨタ、日本に帰ってからは日産、アメ車と乗り継いでいます。 どれも故障、盗難、海外から日本への引っ越し、などで買い替える必要がありました。

米国のフィラデルフィアでは1/3 が日本車、というのは本当です。アメ車に乗っている人はいません(ラボのボスはホンダのS2000に、ただ奥様はドイツ車の大きなSUVに乗っていました)

日本でも海外でも、乗る場所、買う地域によって会社は選んだ方がいい、という持論があり、海外なら日本車一択です。壊れないし、中古車を買って売ってまた中古車を買うのが普通な世界線でしたし、リセールバリューも日本車は最高に良かったです。また米国には車検もありません。

善通寺市なら、「オークスオカモト」という腕のいいメカニックがいて、親切な受付がいるスバルの下請けで販売もしているので、スバル一択だと思います。 実際スバリスト(スバル好き)以外の人もスバルか、トヨタが多かったように思います。

高知ではどうでしょうか? 私はトヨタ系(レクサス含む)がいいんじゃないか、と思っています。 まずディーラーが親切で、メカニックの腕が一定以上担保されていて、車自体がトヨタ、レクサスは壊れにくいイメージがあります。

下記は私の2024年9月のイメージですが、高知県では、

トヨタ系(レクサスを含む):壊れにくい、メカニックが親切。

日産:気を衒った車が多く、モデルチェンジが遅い、車のイメージがぶれている(エクストレイルなど)、同じ系統の車格なら他社と比べて壊れやすいかも?(私が認定の中古で買った日産車は雨でコンピューター部分に水がたまり、大変なことになりました)

ホンダ:内装がとくに小型車でトヨタに負けているように感じる(ちょっとした便利機能が足りない)、レンタカーで乗るくらいなのでよく分かりません。

スバル:安全面に全振りしているイメージがあります。最近はアイサイトや、昔なら普通車はすべて四駆で、雨が降っても滑りませんでした。日産の避ける、よりも、止まる、機能の方が安全だと思っています。

三菱:最近の車の特徴が載っていないので分かりません。

少し長くなりましたが、一宮きずなクリニックでは、スバル型の診療をしています。

まずは安全面を考え、そして安全面においては常に意識改革をしていく、ということです。 安全面というなかには、「この患者さんは悪いところがあるのではないか?」 と考える意識が重要と思っています。

 

私の夢であり、実現させる、という思いで研鑽、行動をしています。

医療・介護の世界での「街づくり」とは3つの要素があると思います。

① 子供を産むための施設が充実している

② 若い世代も含め労働する医療・介護の場所がある

③ 年をとっても安心して介護や医療がうけられる

上記のうち、クリニックでは③が最も寄与しており、②に関しても関与していると思います。

「街づくり」に関しては基幹病院や他のクリニック、当法人(医療法人、社会福祉法人)、また実際に当法人で働いている方の協力が必要になってきます。

ただ実は医師一人や医療従事者一人でも達成できることは少ない範囲ではありますが、可能です。