私自身は自分の経験から「強い痛みに耐え抜く修行と思うしかない」から麻酔で「寝て起きたら終わっていた」ということからも、麻酔をして大腸カメラをすることを推奨しています。 これは自分の経験からでなく、盲腸までの到達率、ポリープの見逃しにくさが麻酔をして大腸カメラをすることで上昇することも論文として出されています。 なので基本的には麻酔を進めていますが、起きておきたい、車にその日どうしても乗る、などの場合は選択できるようにしています。
私は大腸カメラを福田心臓・消化器内科で火曜日午後にしています。 私以外にも大学病院から久米先生が金曜日午後に来ているので、久米先生は基本的に麻酔をかけないので、そういう選び方もできます。
私は、私自身が考案した患者さんのお腹を介助者(看護師)が押さない方法、でしています。 お腹を押される不快感がない、介助者も押す力が必要なく、また介助者の技量に左右されない、という利点があります。 統計なども取り、従来の方法でしていた頃よりもいい結果がでています。