まずB型肝炎キャリアーの方はガイドライン(学会の治療の指針)で半年毎が推奨されています。超音波検査(時にCT検査)と採血検査です。 これはB型肝炎ウイルスは駆逐できないものの、じわじわと肝硬変になる可能性は低く、いきなり肝癌が発生するためです。

C型肝炎は内服薬で治る時代になってきました。ガイドラインでは治療が完遂した後は血液検査もですが、超音波検査(時にCT検査)は1年毎とされていますが、これは注釈付きで、例えば60歳以上、糖尿病、脂肪肝がある、肥満、血液検査で高度ではないも中等度以上の肝硬変への移行が予想される場合は半年毎も推奨されています。 C型肝炎治療後に関しては医師によってフォローの間隔の意見が違うことがあると思いますが、私としては半年毎(ほとんどの人が脂肪肝か60歳以上であることなどから。またそれ以外の項目に当てはまることが多いこと、などからです)が最も癌の早期発見としては安全と考えています。 もちろん各医療機関、担当医師によって変わることがありますので、ここに書いたことが全てではありません。

2025年4月現在

ここ最近特にひどいようです。 私自身は異なるアレルギーを持っています(タバコアレルギー、金属アレルギーなど)が、花粉症はありません。

以前は風邪か花粉症か迷っている人に鼻腔鏡という耳鼻科などで使う鼻粘膜をみる医療機器で診断することが多かったのですが、最近はあまり用いていません(コロナの影響で一時期しなくなったので、その影響で特に今はリスクは問題ないも、少なくなった、という感じです)

当院では耳鼻科で処方する抗ヒスタミン薬は全て処方できるようにしています。また小児(中学生以上)、妊婦、授乳婦に関しても安全な処方をできるようにしています。 ディレグラという鼻閉(鼻が詰まる)に効く処方も循環器内科ならでは、ということで処方が可能です(成人以上)。 鼻閉に効く内服はディレグラかステロイドが入ったセレスタミンという薬の二種類と思っていますが、ディレグラは循環器内科医が処方するのに適しています。理由は副作用に非常に稀ですが頻脈と書かれてあり、対応できるのが循環器内科だから、ということになります。

点眼もアレジオンLXという1日二回で防腐剤が入っていないのでコンタクトレンズの種類に関係なくそのまま点眼できるものも処方しています。目の周りに塗る1日1回の点眼ではないものも処方できますが、効果の面でやや落ちる印象があり、点眼の方を推奨しています(現時点)

点鼻薬も一世代前のナゾネックスというものではなく、ミストタイプ(アラミスト)、粉状のもの(エリザス)を処方しています。 というか、患者さんからの要望がなければ、上記二つで説明しています。

効果を患者さんから聞いたところ、エリザスの方が良いように聞きますが、エリザスを処方する医師が少ないことからも、珍しいので効いた気がする、というレベルなのかもしれません。