当たり前ですが、当院では(も)「いつでもなんでも電話をすれば診させていただきます」という訳ではありません。

事実と全く異なる(電話内容は全てメモをとって記録していますので、当時の状況や症状は把握しています)あまりにも酷いことを書き込まれていることを友人から知らされ、どうもご納得いただけない方がいるようです。 ご理解いただけるように説明できなかった私の不徳の致すところかもしれません。

しかし当院に損害を与えるような行為に対しては法的手段(刑事訴訟、民事訴訟)を実際に今までも実行させていただいております。 今回のケースでは刑事罰を念頭に置いて検討しています。 今後どのようなSNSへの投稿も追跡可能な状態に既にしています。

Reviewする、つまり査読する、論文を。 人の論文に対し、投稿された雑誌から編集長を務める医師から査読者の医師2名が選ばれ名前を伏せられてそれぞれの考えでその論文を通すか、または通さない、しかしアドバイスを与える、という仕事である。仕事といってもお金をもらえるわけではなく、編集長にったり、編集部に属さないと名前は雑誌にクレジットされない。 中国などではreviewerは仕事は大変な肩書きで仕事を探す上で必ず面接でアピールする、と留学中に聞いたことがあります。 日本ではこの肩書きは非常に大変な割にしていても評価をあまりされない、と感じています。 私自身は日本心エコー図学会(英文です)とヨーローパ心エコー図学会のreviewerをしています(といっても最近は各雑誌から1年に1枚頼まれるかどうか、という感じです)。 最近、基礎医学の医学雑誌(かなり権威のある)からreviewをしてくれ、というメールが来ました。 留学中にラボがだした論文に私の名前がクレジットされていたから、私の普段の専門が基礎医学だと勘違いされたのかもしれません。 丁重に断らせていただきました。 面倒だから、ではなく、専門ではない分野の論文に対して査読する行為自体が気がひける、ということもあるし、単に私の実力不足(その分野の論文を直す)も考えてのことです。
開業後、毎年最低でも2枚の論文を英文で書き、インパクトファクター(雑誌の権威をあらわす数値です)が少しでもある雑誌に、と思っていましたが、なかなか通りません。 ただ開業医が知識や腕を維持する方法の一つが論文を書くこと、out putをすることだと思っている私は今後も論文を書くことが重要だと思っています。

昨日、漢方薬を扱う「ツムラ」の営業の方が来られました。 資料をもらいましたが、会社で発行しているものだとばかり思えるほど出来が良く、非常に使いやすいものでした。 仕事に対し熱心な方なので「まさか自分で作った訳ではないですよね?」と聞いたところ、「自分で作成したものです」と。
まさに「期待以上」のことです。こういう方がプロフェッショナルなど痛感いたしました。

製薬会社の営業の方をMR(medical representative)さんと一般的に医療界では呼びます。 MRさんは徐々にコロナ禍で訪問を断っているクリニック、病院があるなか、人数がへっています。 しかしこのような人はきっと今後のMRさんは必要だ、と思わせてくれる存在だと思います。

我々開業医(勤務医でもですが)はMRさんからいただく情報は非常に有益です。

他にも優秀な方が当院を担当してくれているので助かっています。

やはり、プロだな、と思う人とは本当に仕事がしやすい、と考える次第です。

院長の体調不良のため午前10時ころまでは診療にあたらせていただきますが、以後の時間帯は福田心臓・消化器内科の医師が診察にあたることになります。

大変急なことで申し訳ありません。

5/12の診察でまだお薬がある人は5/13以降に来院していただければ、と思います。

5/13以降については治療によっては、治療方法(外来処方か点滴か)によって

引き続き院長の外来は休み と なるかもしれません。

ご迷惑をおかけしてすみません。

放射線科の医師が救急外来で診察する、という病院で働いていたことがあります。放射線科の医師とは個人的に交流があり、普段外来診療をしていない放射線科医にどうやって救急外来をしているか聞いたところ、「腹痛の方がきたら、触診していつも読影しているCTを頭の中に構築するのです」とのことだった。 そういえば私も胸部の聴診をするときは心エコーが自然と頭の中で構築されます。 放射線科に出入りして読影を教えてもらうようになってからは胸部CTや腹部CT(腹部エコーよりも)や胃カメラ所見を想像していることに気づきました。

私の友人の放射線科医師の格言です。「レントゲンをみて、答え合わせをCT検査でするのは一般的とされているが、トレーニングが逆と思っている。 CT検査をみて、読影して、解答をしってからレントゲンをみてCTならどううつるか、がトレーニングの順番」とのことでした。 心エコー図検査はその性質上、先に聴診をすることになるのですが、「あわせて」検査に臨むことが重要と思います。 聴診所見がない心エコー図検査は検査の精度が落ちるからです。