最近は、総コレステロールで、内服薬を決めることは「絶対に」しません。 LDLコレステロールという悪玉コレステロールで決定します。 実は特殊な医療機関で特別に保険が通ってない検査でVLDLコレステロール(超悪玉コレステロール)とういのを研究で測定した論文がありますが、これは、総コレステロールからHDLコレステロール(善玉コレステロール)を引き算した、non-HDLコレステロールと相関する、とされています。

ロトリガ、などのサプリメントに近い、DHA/EPA製剤でLDLコレステロールが上がる、という報告がありますが、上がらないという結果も出ています。実際私が論文で報告した内容では、LDLコレステロールは上昇していませんでした(傾向としてむしろ下がっている、という結果でした(それが全てではないのですが))

ちなみに、ロトリガで、もっとも悪いVLDLコレステロールは下がります。 なので、LDL値が変わらなくても、もっと悪いコレステロールは下がっているのです。

人によっては、コレステロールを下げる薬が飲めない人がいます。 そういった場合、ロトリガもそうですし、最近は、パルモディアという中性脂肪を下げる薬で、LDLが下がるという報告もされています。 実際当院で内服してもらっている方ではLDL  コレステロールは下がる方が多く、あがる人はまずいない、ということもあります。 ベザトールSR、リピディルなどの昔ながらの同系統の薬にはない効果です。

TRICKというドラマを学生時代見ていました。 私のジャンケン必勝法に、「相手に印象付けたサインは出さない」というものがあり、実際大学1年生の時にはバスケ部で負けなしでした。 その「トリック」に気づいた先輩(「恋する心エコーを共著した、今は栃木医療センター、その前には国立循環器病センターのCCUセンター長の足立先生です)によって初めて負けました。

最初はグー という時に、少しチョキを見せます。 なぜチョキか? もっとも印象に残りやすい、と思ったからです。

そうすると、相手は勝とうとして、チョキ以外を出します。 つまり、こちらはパーだけ出していればまず負けることはありません。 最悪あいこ、です。 これは、相手が自分の意思でだしたように思いながら実は操られていた、という、マジシャンズ・セレクト、を応用したものです。

TRICKのなかで、数字を印象付けて、「4」と「7」を選ばせる(マジシャンズセレクト)のはその場で分かりました。

あとは統計をとって解析することが私の趣味なので、朝のめざましジャンケンは3パターンでだしていますが、最悪あいこ、の統計結果がでました。 ぜひ、試してください。

相手が中堅以上のアナウンサー:パーかグーを出してくる  パーを出せばいい

俳優、女優、若手のアナウンサー:グーかチョキを出してくる グーを出せばいい

芸人、ミュージシャン:パーかチョキをだしてくる チョキを出せばいい

というものです。 タネを明かせば、結構簡単なのですが、統計は闇雲にとっていたわけではなく、相手の心理を読んでから、これなら結果が上手く出そうだ、と思ったから、統計を出したのです。 世の中には無駄な統計ももありますが笑 自分が面白いと感じて、統計をとる前に理屈があればまず成功します。

タネ、それは、自分を優しいイメージにしたい、という人は「チョキ」という、とんがったイメージ(ステレオタイプ)は出さないだろう、自分は意思が強いと思わせたい、という人は「グー」を出してくるだろう、トリッキーなものを出したいという人はチョキを主体に出してくるだろう、という考えから、です。 もちろん絶対の法則ではないのが、統計法ですが、負けないでしょう笑

私自身が医者なので、こういった言い方は不自然かもしれませんが、医師が病気について話すときには、自然とこのマジシャンズ・セレクトを使っているように思います。 あまり変なことはアンフェアだと思っていますので、自分で制御しています。 全く自覚がない医師もいることにびっくりすることがあります。 患者さんのことを思ってなら、良いと思うよ、という先輩の言葉もありましたが、医者がいう言葉の重みは結構ある、なので注意が必要、と思い診療に当たっています。 自覚していても、言葉の重みがない医師もいるでしょう。 そういうふうにならないように自己研鑽をするのみです。

先日、確かに敷地内ではないのですが、敷地外の道路にバイクが止まっていました。

3点問題があります。 その位置に止められると、当院に駐車するのに迷惑になる位置です。

また、道路上に止めているので車や歩行者の迷惑になります。

最後に、明らかな違法駐車です。

よって今後は警察に通報して、違法切符を切ってもらうようにさせていただきます。

私が他院のようにチェーンをせず、通行に対して配慮しているにもよらず、自分勝手な行為であり、それを許すと今後同じような「輩」が同じことをするでしょうし、何より違法なのです。

 

私の専門は「心臓超音波検査」です。最終拠点病院で心臓外科と手術の適応を決定していました。
また、カテーテル治療の当時の水準では自身で治療の決定をしていました、緊急にも対処していました。

消化器内科分野でも超音波は「睾丸エコー」以外は全て経験し、腹部エコー、甲状腺エコーに関しては「超音波専門医」として、診断・手術適応に関わっていました。 循環器内科だけでなく、消化器内科以外も緊急に対応できるようにしていました。

県で唯一の、「心臓リハビリテーション本学会」の評議員もしています。

論文も多数執筆しています。

「中途半端」な「内科」は私は、標榜の詐欺だと思っています。 自分の専門は地べたを這いつくばりながら「経験」を人の倍以上する必要があると思っています。

なんでもみる = なんでもみることができる は = ではなく、≠ です。
全てが中途半端な医師が量産型ザク(アニメ:ガンダムより)のように発生している現状に辟易しています。

「内科」「心療内科」の標榜は誰でもできます。
「内科」はピンキリです。 なんの突き抜けた専門を持たない内科医は、なにもできません。 他の医師に迷惑をかけて来たことでしょう、そしてこれからも。 高血圧、糖尿病はもちろん、腹痛にも対処できないでしょう。 器用貧乏ではなく、ただの能力不足です。 そういう医師を何人も見て来たので分かります。 おそらく風邪もきちんと診れないでしょう。 それが髄膜炎なのに、です。 気管支炎を見逃すこともあるでしょう。 聴診の能力不足だからです。 例えば、心音で「III音、IV音は聞いたことがあるのですか?」という質問もいいでしょうし、エコー検査、胃カメラはできるのでしょうか? 経験は? という質問もいいでしょうし、糖尿病に関しては、インスリン治療をきちんと出来るのかどうか、が「糖尿病をみる」最低の基準です。

「内科」の標榜にご注意を。 その医師の経験を聞くことが重要です。 診察する前に電話や問い合わせでもいいと思っています。 では何を聞いたらいいか? どのような病院で今まで勤務していたか、が最もいいでしょう。 それで、だいたいわかります。

という話をよく聞かされます。 私見ですが「全くもってその通り」だと思っています。

高知県が特別なのかどうかは分かりませんが、危機感が足りないのは事実だと思っています。

PCR検査は必要ない、というだけ、の電話対応をしているだけ、のように思えてしまいます。

多くの人はそう思っていることでしょう。