出版、学会、研究会について

ダブル(トリプル)ライセンス(循環器と消化器の専門医)

私は循環器を専門と思われている方、また、クリニックに「消化器内科」を標榜しなかったのは、少しの「遠慮」があったからです。 今後は「標榜する」ように予定しています。 なぜなら私自身は、最初は「癌と戦おう」という京都日赤の先生に憧れ消化器内科が専門でした。 実際に、胃カメラ、大腸カメラ(ポリープ切除もしていました)、膵管像影検査(すい臓がんをみる高度な胃カメラ、というイメージです)、胆石を掻き出す手技を、その後も循環器同様、同時にしていました。 専門医の資格は、学会に入って、その後一旦脱退し、入り直したのが遅かったので、内視鏡専門医、消化器専門医の試験をうける権利が発生しなかっただけで、同時期に一つ上の先輩医師と遜色ない検査・手技が可能です。 学会に属している(大病院で)期間がわずかにたりなかっただけで、専門医の試験をうければ、普通に取れていた資格です。
「超音波専門医」は高知では10人いません。 専門医の資格が全てではないことを理解していただければ幸いです。 大病院では、東京などで開催される大きな学会に出席できるのですが、開業するとそうもいきません。 つまり専門医の維持が難しいのです。 一つだけ「心臓リハビリテーション学会」では、高知の医師では唯一の本学会の評議員で、四国支部で幹部となっていますので、これは大変申し訳ないのですが、土曜日を休診にして出席をしなくてはいけません。 また、循環器学会においても、「開業医代表」として、6月の土曜日にシンポジストをしての依頼があり、休診しなくてはいけません。 こういったことは大変申し訳ないのですが、ご理解のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。