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四苦八苦の四苦

とある先生のご講演で非常に感銘をうけた言葉です。 死生観まで話される先生で、私も見習わなければ、と思ったことでした。

四苦とは、生:生きることの苦しさ、病:病気になって苦しむこと、老:老いについて悩むこと、死:死にたくないという恐怖

のことです。 私にできることは、病気については治す、老いについてはリハビリをする、という治療が医師がならうことです。 心療内科では、生 についての専門家ですが、当院でもご高齢の方に対して、また若い方でも相談にのったり、一時的に投薬したりして、紹介もしています。

しかし、死について、私も考えることが、昔からあるのですが、その人その人の死生観もあるので、重視しながら、診療をしたいと思っています。 私自身が若いのですが、できるだけ相談や傾聴をしたいと思っています。 いたらない部分も医師も人間ですのであると思います。 日々勉強だと気付かされた講演でした。