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ジェネリック医薬品について

厚生労働省のQ and Aがありましたので読んで見ましたが

https://www.mhlw.go.jp/bunya/iryou/kouhatu-iyaku/dl/02_120713.pdf

正直、Q and Aになってない、と感じました。 読んで見てはどうでしょうか?余計に不安になる内容です。

嘘をつかずに、ぼやかさずに、「先発品とは違うものです。有効成分のみが一緒です」とだけ書き、

「添加物が違うので作用が変わる可能性があります」と書いて欲しいと思います。

「添加物は違いますが、既に先発品メーカーが有効成分の効能は確かめているので、効果は同じです」と書くので、

「えっ? 答えになってない」となるのです。

実際にジェネリック医薬品に変えたら効果がおちた、という質問には

「プラセーボ効果でしょう。有効成分は同じなので、薬による作用はちがいません」

と、、、

私はジェネリック医薬品が駄目、使うと損をする、というほどの立場ではありませんが、

ジェネリック医薬品にも「ピンキリ」があるので、ピンのいい方ならいいだろう、命に関わるような薬はジェネリックにしない方がいい、という立場です。 患者さんの意向も尊重します。 湿布も確かに剥がれやすいですが、それがいい、という患者さんもおられます。 ただ、フランドルテープ という透明な心臓をまもる貼り薬が、妙なシップみたいな白い布に変えられて、一斉に胸痛があった、という時に、「この薬は先発品がいいし、このジェネリックメーカーは、キリ、の駄目なやつだ」と実感しました。

お金で健康に差が出る、ということに憤慨しています。