心臓リハビリテーション

心臓リハビリテーション学会について

暑い日が続いてますが、まだ梅雨明け宣言がされてないという、今年の梅雨はいつからいつまでだったのか分からない、という印象でした。
私は金曜日の最終便で名古屋に行き、土曜日の早朝から岐阜で開催された心臓リハビリテーション(心リハ)学会に参加してきました。 ちなみに土曜日も早朝から演題を聴講しに、宿泊している名古屋から岐阜まで行き、最終の便で高知に帰ってきました。 学会の演題は、今回は自分が演題をだしていないので、一つの項目に注目し、聴講に徹してきました。 約10年前とくらべ、演題のレベルも上がったな、と思いながら、相当練り込まれた演題で勉強になるものもありましたし、聴講者から質問があっても(私も質問したのですが)、まともな答えが返ってこない演題もあり、演題を出せば必ず(?恐らく)採択される学会であることが問題だと思います。 レベルの低い演題は採択しないことも大事だと思いますが、学会側としては、出来るだけ参加人数を増やしたいので採択をせざるを得ないのが現状だと思います(第20回の心エコー図学会を開催したときには、レベルの低い演題を採択しなかった学会長(私の恩師です)の英断は凄い、と当時から思っていました)
さて、連休中ですが、私は学会中の空き時間やホテル宿泊中、移動時間、そして高知に帰ってからも、次の日が休み、のときは多少無理をしてでも、勉強することをルーティンにしています。 普段の日も勉強するのですが、次の日の診察に支障がでないように、徹夜気味の勉強はしないようにしています。
この連休で、8月、9月の医師・検査技師向けの5演題の講演のスライドと、論文執筆、依頼されている心エコー、心リハの本の執筆を書斎に籠もりしていました。
私の現在の生き甲斐は、自分の勉強を患者さんの治療に活かす事です。 漠然と本を読むだけでは勉強になりません。 とくに一町医者こそ、そういった活動が大事だと信じています。
11月には私が世話人として開催する、高知での心リハ研究会があり、講師に優れた理学療法士の先生をおよびしています。
町医者としての総合医で、専門を極めるつもりで、今後も勉強を重ねていく、これが生き甲斐です。