出版、学会、研究会について

高知医科大学初代教授

とあるご縁で講演会に呼ばれることがあります。 講演会の対象者は65歳以上の高齢者の方々。 中には当院にかかっている患者様もいて、合計50−60名はいたのではないでしょうか(いつも盛況です)?
執筆された本も頂いています。 それにしても内容が難しすぎるのでは? とメモを取りながらスライドを見ていたら、周りの人もメモをとってすごく勉強しています。 なぜなら「分かりやすいから」です。 具体的でもあります。

「日本は以外と住みにくいところと、データがあります。 そのためにちゃんと老後にお金を残しておきましょう、残らない人はこんなパターンで、残すならこういう方法があります」

実際に、医者が説明会を日曜日にしたりすると思いますが、ここまでのことを1時間全然長く感じさせないスライドは初めてだったのです。 スライドを1枚もらいました。
一宮地区の高齢者の方は、この先生の講演が100円で聴ける、という幸せがあります。

「抗生剤のブログ、発表、面白いね。 一宮の人のためになってるよね」と。

また書きます、と、返事させていただきました。

見てくれている人が、色眼鏡で見なければ、やっぱり思いは通じるんだ、と救われました。

もちろん、そこには私の意志があるのですが、ブログは患者様のためのものに最終的になればいい、という考え方が間違ってなかったと言ってもらえたようで嬉しかったです。