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遅い変化球は必ず打たれるが、170kmの速球は打たれない

私は野球はしませんが、野球をみていて思うことです。 7種類の変化球を持っていても、遅いボールは打たれます。 しかし170kmを投げ込まれると空振りするでしょう。 私が思うに、170km(普通に考えたら150km以上)のスピードが投げれない時に、変化球を覚えるような考え方がいいと思っています。

野球以外でも、その分野では超一流を目指すべき、だと思っています。 私は音楽はしませんが、音楽をするなら、作曲ができて、売れるほどの技術を目指さないと意味がない、と思います。 凝り性なせいもあると思います。 医学でも心機能と心不全治療には特化して、心臓超音波検査は「本がだせる(=自己満足の粗悪な自費出版が出回っています、ご注意を。 私が言っているのは、執筆依頼が出版社からきて、印税をもらう、というレベルです)」レベルを目指していたので、32歳の時に「心臓超音波」に関する執筆依頼がきました。 少しかじれば良いや、では130kmのバッティングマシーンで意味はありません。 どんなことでも、やってきたことに関しては「本がだせるレベル」で医学は取り組んでました(心臓リハビリでも、四国では唯一、学会から共同執筆者として選ばれ、教科書に2章分執筆しています) がん治療や心臓リハビリ、糖尿病治療、感染症でも、その分野では論文をかけるレベルは最低レベルとして研鑽をしていましたし、実際に論文を1年で9本載せたことがあります(英文が5本と、今となっては和文は書かないので少し稚拙ですが)
別に論文にする必要はないのかもしれませんが、論文を書く時間は、その論文を書くために相当な調べ物をすることになります。 それこそ最新の論文をみて書かないと通らないので、その分野のエキスパートになれます。 師匠に教わったことですし、私も納得して書いていましたし、今も続けています。