高知の恥、だと私は思っています。
いいかげん、高知の酒文化「推し」をやめたほうがいい。 これは観光や経済効果などを考えず、医師の観点から健康面を考えての私見です。
関東では、四国のどこに高知が位置するかわからないが、高知県人なら飲めるんだろ、と言われます。
全くもって迷惑でした。
高知は食事も美味い、とされていますが、東京にいけば高知よりも美味しい店が多いのはガイドブックをみても明らかです。 しかし実際は、高知は同じ魚料理なら東京と同じくらい美味しいし、チャンバラ貝など高知だけでしか味わえないものがあるのと、なにせ安くて美味しい、という観点は間違いない。
おきゃく? 酒が前提の文化、昨日の報道をみてうんざりしています。 私はもう1年あまり、お酒を絶っています。 別に飲み会にいっても、ウーロン茶かジンジャーエールで問題ないし、酔っ払って、他県から招聘した心臓リハビリの講師が、講演後の飲み会で本当に悪い格好(発言)がみられ、幻滅しました。 飲みニケーションで、失敗した例ですね。
今日も、会合がありますが、私はアルコールは飲みません。 次の日のパフォーマンスが落ちるし、その日の読書などができないからです。 あくまで私個人の私見です。

岡村病院で定期的に開催していただける(私も研究結果を発表します)会に参加させていただいています。

そこでの勉強会は非常にためになり、学んだ知識として、「据え置き型」よりも、「カフ型」の方がどうも良いようだ、ということです。

もちろん、いま現在「据え置き型」で家庭血圧を測定している方はそのままで良いと思います。

今から買う方、買い換える方は、「カフ型」:自分で腕に巻くタイプの購入をされてはいかがでしょうか?

 

スポーツ選手などの、有名人が大きな病気であることを発表すると、症状が少し似ている、と思う方が、「私も同じ病気じゃないだろうか」という場合があります。 90%違うとしても、10%は当たっている場合なども考えられ、私個人としては、思い当たる節は、全部消していったほうがいい、と思います。

白血病は白血球のなかのリンパ球が増えるのかどうか(リンパ球性か骨髄球性)、急性なのか慢性なのかで、4つに分かれます。

私自身、オーベン(指導医、専門医)とともに、四国こどもとおとなの医療センターで治療にあたったこともあれば、当時はクリーンルームがないことから、急性骨髄性白血病はすぐに香川の高松市内の病院に搬送した場合があります。

今のところ、白血病は予防できません、、、 放射能被曝を避ける、などでしょうか、、、

ちなみに我々循環器内科のなかでも、心臓カテーテルを主に専門として治療に当たっていたものの中には、放射能疲れ、を経験している人もいるはずです。 当時私は知識がなく、6時間を超えて治療をしていると、「つかれたな」と思い、実際に採血検査をしてみたら、白血球数が減っていたりして、「ぞっ」としたものです。

専門医が心エコー検査をすると、必ず「推定の」収縮期肺動脈圧を算出することができます。

正確な診断にはカテーテル検査が必要ですが、全身のむくみや、息切れ、だるさ、心電図異常、レントゲン異常などがあれば、心エコー検査をして、肺の血圧を測定したほうが良いでしょう。

単純に心不全で、血液が充満しているため肺高血圧になっている場合もあれば、膠原病が隠れている場合があります。 最近は良い薬がでているので、診断がつけば、予後は格段によくなります。
肺高血圧がエコー検査で過大評価されてしまう一つに、動脈硬化で固く大きくなった大動脈が原因することがあります。

そういったことも踏まえ、浮腫みがだるさがでたら、心エコー検査は非常に情報が多い検査なのです。

循環器内科は心音、心雑音、過剰心音を習います。 しかし、肺の音(呼吸音)や副雑音の方が、一般外来ではよく聴かれる音でより重要だと思っています。

聴診で聴かれる音の原因は、心臓にしろ、肺の音にしろ3つしかない、と私は考えています(人体が媒体として必要です)

①物質の振動 ②流体の速度変化などによって生じる圧力変動 ③物体の質的変化 です。

心臓の弁が閉まる音や過剰心音は①です。 弁の狭窄などの心雑音は②です。 心不全の初期にきかれるパチパチとした音は③です。

肺の異常雑音、副雑音はどうか。 喘息でも高度心不全でも聴かれる、ヒューヒューという音は②です。 痰が絡んでいる音は②ですが、痰がでていけば消失します。 肺炎では、②か③でその疾患がある程度鑑別できます。