大津でおきたいじめ事件が長い年月をかけて決着がついたという報道。 多くのいじめの事件で自殺する子供達は逃げ場がなく、自殺という手段しかなかったのかもしれません。 大人になって思うことは、①「転校すればいいじゃないか」 ②「相談していじめられないようにするべきでは」 ③「そもそもいじめられる方にも問題があるからそこをなおさないと転向しても無駄」 などでしょうか? 私が断言できるのは、③はそもそも間違いで、①も②も難しい世の中になってきた、と子供が思うだろうし社会の仕組みもそうなっている、です。 転校しても、名前などからどこの学校に行ったかなどは、インターネットの社会なので分かってしまう。 ②相談して解決できない環境もありえる ということです。 子供もバカではなく、相当賢い子の方がいじめられる、と私は思います。 転校できない、自分の経歴に傷がつく、親に心配をかけたくない、など容易に想像できます。

大人ではどうでしょうか? いじめ、という言葉を、40代で使いたくないのが本音ですが、大人でもいじめってありますよね?

パワハラのようなもの、です。 逆パワハラ、のようなものもあります。

いじめ、や、パワハラ の問題を常に考えながら、毎日の仕事をしないといけない。 私は、自殺の原因はストレス、とくに人間関係が多いので、ストレスを避ける、のは、寝る(休む)こと、と、その人と会わないようにすること、の2点だけだと思っています。

私が今、中学生で、いじめを受けているとしたら、理由を言って、英語圏の学校に転校させてもらう、のも一つの手段か、金銭的に無理なら、警察に相談した上で休学し、受験勉強をめちゃくちゃして、高校を県外の有名校にする、など、いじめを逆手にとりつつ、いじめた側にもダメージを与える方法しかないな、と思いながら報道を見ていました。

昨年、第一回の学会が開かれました。 今まで、循環器内科がしていたものを、学会として正式に立ち上げ、専門性を高めようとするものだと思われます。

実際のところは、専門性と言っても、今までしてきたことを、より詳しくする、ということでしょう。

大きな病院では腫瘍循環器専門外来、などがありますが、例えば、乳がんの治療で使う、ハーセプチンは心エコー検査で、動きは1割落ちれば使えません。 あとは、癌があると、トルーソー症候群といって、血栓ができやすくなります。 そういったことを、エコー検査や採血検査、CT検査で調べようということです。

私からすると、なにを今更当然のことを、と思う一方で、大事な事項でもあるのは間違い無いので、専門性を高めればいいと思います。 その専門性とは、「癌を取り扱っている他科の医師が、循環器内科のだれに紹介すればいいのか」がわかりやすい、という一点で良いと思います。 本来、循環器内科医なら普通に知っておくべきことですが、学会などで、討論すれば、より詳細な「こういうことにもきをつけなければいけない」といった事案がでてくるので、それはinputしたいと思っています。

ちなみに私は予防をより重視するので、心臓病になった人が5年間で20%の人が「調べれば」癌がみつかる、という世界初のデータを持っており、発表はしていますが、現在論文を投稿中です。

ストレス対処能力と心臓リハビリの関係、についての論文は、かなり調べ物をしながらoutput(論文化)したところです。

私は、一宮きずなクリニック、を開業するまでは、京都や徳島、香川、高知で、大病院、大学病院、最終拠点病院、有床診療所(往診も)をしていましたので、夜間呼ばれることが前提で医療をしていました。 その代わり開業してからは、院長業が増え、今までしていた学会活動(私は高知県で唯一の心臓リハビリテーション学会本会の医師であり、評議位委員会や学会の座長(司会進行)などの出席で出張、また日本とヨーロッパの心エコー図学会のレヴューワー(論文の査読)をしているので、時間外の事務的な医療の仕事もしています。 また今年は循環器学会の西日本の学会での開業医代表的な立場で心臓リハビリを考えた心不全再発の講演などもしています。

私以外でもそういった無床クリニックの医師もたくさんおられると思います。
普段は2時間程度、日曜日はそういった仕事を土曜日の夜から徹夜ですることもあるため、意外と忙しいな、と思っています。 論文を書くこともしています。

糖尿病の薬で、メトグルコが不適切に使われている場合が専門を謳っているところで、どうも副作用だけ出て、効果はない、という処方が非常に多い印象です。 また腎機能に配慮しない血圧の薬を処方されていて、非常に危険と感じることがあります。

例として、メトグルコが75歳なのに処方されていたり、アマリールが追加されたりしたら、たとえHbA1cがさがっていても、下がった血糖は血管の内側にくっついている可能性を考えられてない処方です。

腎機能が悪い場合は、RAS阻害薬という薬を多くだすのは腎機能がより悪くなります。 微量な調節が必要なことが専門医で、全ての科が揃った病院で経験して研究、研鑽したものとしては、少し「これは、、、」と思う処方に出会うことがあります。

詳しくは当院まで。

高知の恥、だと私は思っています。
いいかげん、高知の酒文化「推し」をやめたほうがいい。 これは観光や経済効果などを考えず、医師の観点から健康面を考えての私見です。
関東では、四国のどこに高知が位置するかわからないが、高知県人なら飲めるんだろ、と言われます。
全くもって迷惑でした。
高知は食事も美味い、とされていますが、東京にいけば高知よりも美味しい店が多いのはガイドブックをみても明らかです。 しかし実際は、高知は同じ魚料理なら東京と同じくらい美味しいし、チャンバラ貝など高知だけでしか味わえないものがあるのと、なにせ安くて美味しい、という観点は間違いない。
おきゃく? 酒が前提の文化、昨日の報道をみてうんざりしています。 私はもう1年あまり、お酒を絶っています。 別に飲み会にいっても、ウーロン茶かジンジャーエールで問題ないし、酔っ払って、他県から招聘した心臓リハビリの講師が、講演後の飲み会で本当に悪い格好(発言)がみられ、幻滅しました。 飲みニケーションで、失敗した例ですね。
今日も、会合がありますが、私はアルコールは飲みません。 次の日のパフォーマンスが落ちるし、その日の読書などができないからです。 あくまで私個人の私見です。