毎日尿酸を下げる薬を飲んでいる方が、痛風発作を起こしたら、、、

「前の先生は、尿酸を下げる薬をやめるように、と言っていた」とのことですが、間違いです。

理由は、発作が治まってから、再度再開するときに、痛風発作が起きる可能性が高いからです。

よって、通常の診療では、ずっと飲んでいる尿酸を下げる薬は飲み続けながら、痛風の治療をする、が正解です。

発作時に、今まで「尿酸を下げる薬」を飲んだことがない人は、内服はしない、が原則です。

理由は、尿酸を発作時にさげると、体が「尿酸が急に減った、作らなければ」という回路が働き、痛風発作が悪くなるからです。

私が医師になったときから、常識であった「平時に尿酸を下げる薬」を飲んでいる方は発作時にやめない、という医療の常識を覆すような診療はどうかな、と思います。

私自身は絶対に使いません。 低血糖を助長し、HbA1cは下げるだけの、様々なリスクをもった薬です。
使わなくても内服薬だけ、というインスリンを使わない縛り、でもHbA1cは下げることは可能です。

まず栄養指導をされたかどうかです。 そこから考えてください。

そして、DPP-IV阻害薬というものがありますが、これには6種類7品目ありますが、クラスが3つ分かれていますので、効果が人によって違うのです。 このことを理解してないと、この薬の効果を100%発揮できないまま飲み続ける、という結果になります。 英文ですが、普通に一般人でも読めるようになっている論文があります。

尿に糖をだす、SGLT-2阻害薬も何かしらの理由で使われないなら仕方ないですが、男性で心筋梗塞の既往などがあれば積極的に使用するべきですが、使い慣れてないと出さないでしょうし、「スーグラ」という、使ってはいけない、というニュアンスの論文があり、理屈もある薬がでたら、そのクリニック、病院はやめましょう。 なぜか高知県では結構使われています。 私は理由を説明して、やめましょう、と言わせていただきます。 スーグラで将来いいことがある、という論文はなく、日本国内でしか検証されておらず、超危険な副作用がでる可能性がある唯一のSGLT−2阻害薬です。

アマリールとスーグラがでている患者さんがいて、その処方をしている先生の考えもあるので、その診療所で処方が今後もされるなら、私からは何も言いませんが、当院から処方するなら、すぐに変更します。 自分の身内にだす薬ではないですから。

芸人とうのが職業としたら、その発想はすごく面白い。 なぜそんなことを思いつくのだろう、と思う。

ただ、人の役に立つことかどうか、だと変わってくる。 例えば最近の車はものに当たりそうになると自動で止まる。

世の中の車にこの機能がすべてつけば事故はなくなるんじゃないか? という世界規模の発想におそらくトヨタの重役は思いついている、そして同時にお金儲けにもなっている。

面白くはないが、発想は役に立っているし、そんな未来を見てみたい。

ステレオタイプとは、和製英語ならぬ仏製英語であり、フランス語が語源の英語です。「決まりごと」のように使われたり、「固定概念」「思い込み」という意味でも使われます。国外、特に欧米など白人が多い地域に住んだことがある人は「差別は今現在もある」ということは理解いただけると思います。私自身も米国留学時に感じたことでした。近年、ステレオタイプという言葉は、「偏見」「差別」を生み出す考え方としても使用されるようになっています。

このステレオタイプは加齢に関しても認知機能をはじめとする、老年者のパフォーマンス低下をもたらすことが海外だけでなく、国内でも数多く報告されています。例えば、「加齢によって、今からするペーパーテストは点数がおちます」という提示を先にしめすことによって、実際に点数がおちることが証明されています。年をとることに関してネガティブなステレオタイプを持つことで記憶課題、認知課題、身体課題、スキル獲得など広範な領域で本来の能力以下の力しか発揮できない現象を、加齢ステレオタイプへの行動的同化(Behavioral assimilation to age stereotype;BAAS)と呼びます。逆に「老い」対して自己知覚がポジティブな人ほどBAASの影響を受けにくいという報告もあります。社会の風潮として、確かに車のアクセルとブレーキの踏み間違いなど、問題点もあることはあるのは分かります。ただそういった事件で、全国一律に「もう年をとったのだから」で全てを片付けてしまって、認知症がない方に本人が楽しくないと感じているのに、小学生がするようなドリル、脳トレを半ば強制的にさせることが全ての人にいいとは限りません。もちろん過信は禁物ですが、認知機能を落としたくない、という前向きな姿勢を持つことが、まず根源に大事なことではないでしょうか。

今、米国では白人警官により、黒人を死に至らしめた、ということでかなりのデモが毎日報道されています。

これは、留学した経験からなのですが、「差別」はあります。

白人が住む地域と黒人が住む地域が全く区別されているのです。 家を買う、借りるときに、断られるそうです。 実際に日本人で黒人と結婚し、40年以上米国で住んでいる家族と仲良くなり、夕食などに呼ばれ、その話を夫の黒人からも聞きました。

表面上は「差別はない」ように見せかけているだけ、というのが現状だ、と言っていました。 新聞でも書かれていますが、アジア人も差別の対象になります。 人ごとではない、という認識が非常に重要だと思う次第です。

個人的な意見ですが、差別があり就きたい職業につけず、貧富の差が生まれ、そこで犯罪を起こしてしまう、という感じです。 まずは「偏見(黒人は危険だという刷り込みも含め)」「差別」を払拭するようにすることが重要だと思いますが、根強い根本的な考えが米国留学時に肌で感じましたので、すぐに、とはいかないと思いますが、声をあげることが重要だと思う次第です。 ※大阪ナオミ選手もツイートしていたとおり、人ごとではない、ということです。