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一宮きずなクリニック

滋養とは、栄養をとることで、強壮とは健康でいること、です。 しかし、現在のエナジー・ドリンク(滋養強壮剤)は、「疲れたときに飲むドリンク」という意味あいで使われていると思います。

最近、カフェイン中毒が注目されています。 誰しもが朝、コーヒーを飲まないと目が覚めた気がしない、くらいなら良いのですが、滋養強壮剤に入っているカフェインは、コーヒーに入っているものとは違い、強く聞くので、興奮・覚醒作用があるのです。

滋養強壮剤で調べてみたところ、ドリンク剤で良いものはあまりありませんでした(カフェインなしのものの含め)

錠剤の方が足りないものを補う形で、本当の意味で滋養強壮に良い成分多い。 ただ、あまりにも数が多すぎるので、どれがいいのか、がわからないと思います。

私が考えるに、ビタミン剤は、アリナミンA、他には、DHCのEPAとDHAをそれぞれ分けて買う(精製されている可能性)、クラシエの補中益気湯でしょうか。 他はあまり魅力を現在感じません。


まずは、専門をもってないこと、です。 得意分野がない医師は器用貧乏どころか、器用さもないでしょう。 循環器内科、といっても、カテーテルばかりしていたり、心エコー検査を適当にしていた医師は開業医向きではないと思います。 循環器内科おなかでも専門があるのです。

次に、経験値がない医師です。 経験があると、「これは危ない疾患かもしれない」と思うので、大きな病院に紹介できます(もしそこで問題がない、となっても、「危ないかも」と気づけないのが腕が悪い、と思う次第です。 漢方と心リハで顕著です) 経験とは、教科書をみる座学、体験する見学、では決してありません。 重症例を責任をもって治療し得た経験です。

最後は、「断る」医者です。 循環器内科ではないから見ない、ということを、最終拠点病院で私は、今までしてきませんでした。 循環器内科は腹部疾患がみれない時代になっています。 大病院に勤めているときに、「断る」ことばかりしていると、他科の医師から教わることができないし、開業しても「断る」ことしかできません。 循環器内科だけのクリニックだと、人体のほんの一部しかみれません。

番外編で、ドクターズ・ディレイをしらない医師です。 ときには、診ないで、「大病院に行った方がいい」という判断ができるかどうかです。 脳梗塞やてんかん発作が典型例です。 一旦、町医者にいって、それから送るのでは、時間がかかってしまう、ということです。


関東では昔から不整脈のアブレーション治療(カテーテルでの手術)が盛んに行われており、徳島大学の第二内科(今は循環器内科)からも、国内留学に関東の大学や病院に行く人がいました。 関西では、小倉記念病院などがあり、循環器内科は、血管内治療が主たる治療法というイメージです。 心エコー検査もやや関西よりでしょうか。 今は、血管内治療やエコー検査の東西の差は全くなさそうですが、不整脈のアブレーションだけは、いまだに関東の方が多いでしょう。 「これは治療した方が将来のためにいい」という考え方が関東の不整脈専門医ではされ、関西では、今は悪さはしてないから置いとこう、という考え方、です。
県によっても全く考え方が違います。 心不全の治療についても、徳島県と高知県では違うように感じます。

糖尿病治療は高知県は、えっ本当に専門!? と思うような薬が全国シェア1位だったりするので、あまりいい治療がされてないのを、県民の車生活のせいにされているような気がします。


医学にも当てはまります。 野球では上記以外に、「来た珠を打つだけ」、「配給を予測して狙い球を絞る」、や「打てる球だけを待ち続ける」などがあります。
医学では、題名にかいた、「ストレート(急性疾患)を念頭において、カーブ(慢性疾患)にも対応する姿勢」が重要です。 これは町医者になっても、です。 カーブを常に念頭に置いている医師や、トレーニング上、そうなってしまった方は仕方ないと思いますが、ストレートな疾患は打ち返すことができず、空振りするため、最初からバッターボックスに立たない、という医師が大きな病院でも町医者でも増えてきていると思います。 私とは少し反対の考え方で、どっちがいいとかではありません。
ただ、患者さんの疾患がカーブばかりだとは限りません。 突然、ストレートになっている場合もあるのです。 そういう場合、対応をどうしているのか? はなはだ疑問です。 ストレートを打てないのに、、、
以前、心リハの慢性期を担当させていただいて、途中で1ヶ月休むように指示させていただいたことがあります。 その患者さんは1ヶ月後に不安定狭心症の状態と判明しました。 慢性期の心リハは、なんの考えもせず続けていれば、心リハ中に突然死もありえたわけです。 急性期で、自分でステント治療をした患者さんに、慢性期の心リハを多く経験している医師は高知県ではあまり現状いないと思います(これから大きな病院でそういう医師が多くなると思います。 今は急性期だけ、などなのです)
そのため、研究会や学会で、心リハ中に狭心症が不安定化している、という場合には予定より早めにカテーテルでのチェックや、虚血の検査をしてもらうことが重要なのです。


当院では一宮地域やクリニックには珍しく(?)、予約制をとらせていただいています。

理由は、当院では全人的に患者様を診させていただく以上、その場その場で「今日検査をしましょう」ではなく、「次回検査をするようにしましょう」という、糖尿病科、呼吸器内科などでは当然の、「1年の計」をもって診療に当たらせていただくのが一番の目的です。

その次に、「できるだけ」お待たせしないように、予約の方を優先的に診させていただく、ということをしています。 半数の方が予約外で定期の受診に来られていますので、違和感を感じる方、また、「予約しているのに、どうして待つんだ」と思われる方もおられると思い、院長として、大変申し訳なく思っています。

「完全予約制」でない以上、どうしても、10時〜10時30分の予約の方が9時50分に来られたとしても、受付や検査の結果を待つ時間などから、10時ぴったりにみれることは確約できないのです(もちろんすぐに診させていただくこともあります) さらに、循環器内科、消化器内科、ときに外科的な処置をしている当院では、1年毎の胃カメラをしていて、昨年なかった所見があった場合は、検査の時間が長くなり、さらに心臓の検査で異常がある場合なども、説明時間が長くなるため、通常の予約の方がずれ込んでしまう、のが現状です。 悪くなった方が予約外に受診して、診察、検査、そして説明し紹介状を書く、というだけで、20-30分かかることがあります。 (しかし、少なくとも、私は「された検査」の説明をされないのが嫌なので、必ず納得していただけるように、少しずつ工夫をして、説明がわかりやすく、時間も短縮できるようにしています)
ただ、開院当初からできるだけ、予約の方はもちろん、予約外の方、全員をお待たせしないように少しずつ院内でスタッフが全員頑張っています。 ただ緊急の方も受け入れる以上、「その日に限って」お待たせしてしまうことがあることを、何卒ご了承ください。 努力は最大限していますが、誠に申し訳ありません。
開院当初は予約制をしないことも、提案されていましたが、私が今後の医療は必ずこうなる(また、た、世間一般的にも言われている)と思っている、全人的な診療をする上で、「完全ではない予約制」をどうしてもする必要がありました。 その結果、ピロリ菌の感染症の方の胃カメラで、100人中、1人か多くても2人のがんが見つかる、とされている全国平均ですが、開院1年目では、6人が早期で見つけることができました。

待ち時間も今後当院の課題だと強く思いますが、「きちんとみる」「悪い所見をそのままにせず、大きな病院で違う目でみてらもう病診連携」を、ぶれずにした結果だと思っています。

今後も、現状のままではなく、待ち時間を少なくする工夫をしていく所存です。

※最後に、「他院では、予約じゃないから、2時間待っても公平だから、待っていても納得する」や、「56日間や90日の処方が当たり前だった」という方がおられます。 なるほど、と思うと同時に、私が思うに、ディズニーランドの取り組みで、当初ずっと待っていたのを、「完全ではない予約制」にして成功していることを、みなさんご存知かもしれません。 また、仕事の都合などがあれば、2ヶ月の処方をすることも私もありますが、例えば糖尿病と高血圧の方に、年に6回しか顔を合わせない、というのは、実はナンセンスな治療です。 内科では微量な血圧や糖尿の薬などの調節が大事なのです。 できれば年に10回程度はお顔を見せていただきたいと思う所存です。 90日処方をされたら、「自分はきちんとみられてないんだ」と思った方がいいです。 ここは日本です。 広いアメリカなら半年薬をだすこともあるようですが、「それでいいわけない」というのが、留学したものとしての認識です。


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